興能信金、東京海上日動と連携協定 SDGsと地方創生を推進
2022.02.04 19:41
興能信用金庫(石川県、田代克弘理事長)は2月4日、東京海上日動火災保険と「SDGsと地方創生の推進に関する包括連携協定」を締結した。「SDGs(持続可能な開発目標)宣言」策定支援など、「お互いのリソースを最大限に活用」(髙口格・東京海上日動火災保険金沢支店長)して地域の活性化に取り組む。
石川県内の金融機関と東京海上日動火災保険の協定締結は、2020年8月ののと共栄信用金庫に次いで2例目になる。
東京海上日動火災保険が開発した診断ツールを活用して、興能信金の取引先企業の「SDGs宣言」策定を支援する。このほか、学生を始めとした地域住民を対象にカードゲームを使った啓発活動なども展開する。
同日開かれた締結式で、田代理事長は「よりよい地域を作り出し、地域の付加価値を生み出していく活動になることが重要」と語った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手