(更新)群馬銀と足利銀、地域活性化へ連携協定 両毛エリアで協業

2022.01.24 19:03
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連携協定を結んだ足利銀の清水頭取(左)と群馬銀の深井頭取(1月24日、桐生商工会議所)
連携協定を結んだ足利銀の清水頭取(左)と群馬銀の深井頭取(1月24日、桐生商工会議所)

群馬銀行と足利銀行が1月24日、地方創生に関する連携協定「りょうもう地域活性化パートナーシップ」を締結したと発表した。群馬県と栃木県をまたぐ重複エリアの両毛地域(群馬県南東部・栃木県南西部)で、両行のノウハウやシンクタンク機能を使い、顧客サービス向上で協働する。


両行は地域の産業活性化や課題解決に取り組む。自動車関連や観光業など両県の主要産業にフォーカスし、脱炭素化などサステナビリティにも対応する。ファイナンス面ではシンジケートローンやサステナブルファイナンスなどで連携。また、両行投資専門子会社を通じて地域企業の経営改善、事業承継、M&A(合併・買収)で協業する。


群馬銀の深井彰彦頭取は「北関東経済をけん引する両毛地区の技術力を合わせて産業成長に貢献したい」と強調。足利銀の清水和幸頭取も「事業転換や新事業などでリスクマネーが必要な時も協力できるなどメリットが大きい」と語った。


関東地区では、群馬銀が2021年12月、同じTSUBASAアライアンスの第四北越銀行(新潟県)と連携協定を締結。足利銀は経営統合した常陽銀行(茨城県)とシナジーを追求するなど、隣接地銀の協調が広がっている。

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