みなと銀、地元バス会社と連携 観光活性化で協力へ

2021.11.25 11:07
地方創生 提携・連携
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観光活性化に関する連携協定を結んだ(左から)みなと銀の武市社長、神姫バスの長尾社長(11月24日、神戸銀行倶楽部)
観光活性化に関する連携協定を結んだ(左から)みなと銀の武市社長、神姫バスの長尾社長(11月24日、神戸銀行倶楽部)

みなと銀行は、「神姫バス」(兵庫県姫路市)と協力して兵庫県内の観光活性化に取り組む。11月24日に「観光地域活性化に関する連携協定」を締結。双方の強みを生かし、観光事業者の成長をサポートする。


みなと銀は地域戦略部内に観光推進室を設置するなど、県内の事業創出を支援。神姫バスは行政などと連携して、地域の課題解決に取り組んでいる。今回、「両者の志が一致」(みなと銀・武市寿一社長)して、協定締結につながった。


連携内容は、観光に関連して①まちづくり②DX推進③誘客・プロモーション④事業者の支援⑤その他観光活性化に関すること――に取り組む。


具体的には、みなと銀・兵庫信用金庫・日新信用金庫などで構成する「ひょうご観光活性化ファンド」に、神姫バスが1千万円出資。また、2022年2月には神姫バスの「デラックスバス」による同行顧客向けの日帰りツアーを企画する。


24日は協定の締結式を開催。みなと銀の武市社長は「まだ知られていない新しい観光地を発掘して誘客につなげる」と強調。神姫バスの長尾真社長は「交流人口を増やし、地域を元気にする」と語った。

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