圏央道アライアンス、5信金で「宝物GP開催」 地域産品をヒット商品へ
2021.11.19 04:41
水戸、埼玉県、千葉、平塚、多摩の5信用金庫で構成する圏央道アライアンスは11月18日、東京都内で「圏央道の宝物グランプリ(GP)」を開いた。農畜産物や海産物の生産者、食品事業者などが参加。各信金の取引先がつくる地域産品を全国レベルのヒット商品に育てる狙いだ。
事前に計3回の対話型セミナーを開催。自社商品の磨き上げや参加者同士が共同で新商品を開発。そのなかで、審査を通過した18の企業と企業団がGPに出場した。
当日は調理・加工、スイーツなど4部門に分かれ、企業の代表者らが商品の魅力などをプレゼンテーションし、GPを競った。審査はホテルの料理長など食のプロや5信金の役員が務めた。
GPは、▽調理・加工部門=LOCAPA〈低糖質の美容ブレッド〉(取引信金=多摩)▽SDGs部門=食べるSDGs王様のジビエパイ(平塚)▽新体験部門=秩父ブラン2019ピーテッド樽熟成(埼玉県)▽スイーツ部門=―酒粕Forte―SAITAMAジェラート(同)。
表彰企業は2022年2月に全国の優れた地域産品を競う「にっぽんの宝物GP」に出場する。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力