佐賀東信組、事業承継支援を強化 見える化シート作成

2021.11.16 19:29
事業承継支援
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中小機構の講師から、事業承継見える化シート作成方法を学ぶ職員(11月13日、本店)
中小機構の講師から、事業承継見える化シート作成方法を学ぶ職員(11月13日、本店)

佐賀東信用組合(佐賀県、芹田泉理事長)は、事業承継の経営課題を抱えている取引先に対し、「事業承継見える化シート」を作成し、支援に取り組む。中小企業基盤整備機構から10月23日と11月13日に講師を招き、研修会を実施。円滑な事業承継を進めるためのノウハウを学んだ。


研修参加者は、営業店長、渉外役席と担当者約30人。1回目の研修は、「経営者との事業承継対話の進め方」。事業承継の準備状況のヒアリングのポイントや相談への対応方法をはじめ、ロールプレイ演習を行った。


2回目は、経営者との対話から得られた情報をもとに、見える化シートを作成した。企業概況、経営革新テーマや経営改善項目、これまでの事業承継の取り組みを記入。経営環境について内部と外部に分けて分析、強みや弱み、チャンスや脅威を書き込んだ。


これらの情報を踏まえて、事業承継の実行計画を作成。計画は、プレ承継期、事業承継期、ポスト承継期の三つに分け、それぞれ経営革新、経営改善課題、事業承継課題、後継者育成の各取り組みをまとめる。


同信組では、事業承継支援先をリストアップし、実践する。2022来年度から業績表彰項目に追加する予定。


 

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