肥銀カード、29種対応端末を開発 くまもんICにも対応  

2021.11.15 21:09
キャッシュレス
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

肥後銀行グループの肥銀カードは11月15日、トランザクション・メディア・ネットワークス(大高敦社長)と連携し、29種類のキャッシュレス決済に対応するオールインワン端末の取り扱いを始めた。


対応するのは地域カードのくまもんICカードのほか、クレジットカード(7種)、電子マネー(15社)、QRコード決済(6種)。


新端末は、無線対応のモバイル型で持ち運びでき、移動業者やタクシーなどに搭載可能。初期費用は無料で、月額1100円の基本手数料と、電子マネー決済の選択搭載で同935円の追加が必要になる。初年度に1000台の設置を目指す。


地域ICのくまもんICは、地元の交通5社が2015年に発行し、肥銀カードが発行とシステム運営を引き継いだ。発行枚数は28万枚、加盟店2300店、決済額は月額3千万円。


肥銀カードは、「くまもんICの利用を増やしたい。属性や交通ルート、利用店などの分析が可能で、それらデータを県、市と共有して活性化に活かしたい」としている。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

あおぞら銀、肥後銀などとプロジェクトファイナンス 地熱発電所へ50億円規模
銀行・信金、6割が来春初任給引き上げ 「大卒26万円」目安に
初任給引き上げの前倒し実施がサプライズ発表された福岡銀の入行式。前列中央は五島久頭取(4月1日)
肥後銀、行員スキル向上を支援 女性支店長主催の勉強会
女性支店長主催の勉強会。参加者に質問を投げかける三嶋支店長(3月9日、本店)
肥後銀、熊本大学図書館の命名権取得 100周年事業で
記念式典に参加した(左から3番目)小川学長と笠原頭取ら(4月1日、熊本大黒髪北キャンパス)

関連キーワード

キャッシュレス

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)