【都市対抗】四国銀、東邦ガスに逆転勝ち 6回打者一巡の猛攻
2024.07.22 15:21
第95回都市対抗野球大会が7月22日、東京ドームで1回戦が行われ、金融界からは四国銀行(高知市)が東邦ガス(名古屋市)と対戦。6回に打者11人、6得点の猛攻をみせて7対3で逆転勝ちした。
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2年ぶり22回目の出場。四国銀は1回に相手の連打で先制を許し、3回のマウンドに佐田涼介(27、よさこい咲都支店、拓大)を送った。先頭打者にホームランを浴びるが、粘りのピッチングを見せた。

四国銀は5回、真田一斗(26、本店営業部、日大)がタイムリー3塁打で2点差に詰め寄ると、7回には先頭打者の大北海斗(25、旭支店、拓大)のヒットを口火に打線が爆発。柴田一路(29、審査部、高知大)のショートゴロの間に1点返した後も、ヒットと盗塁で2アウト2、3塁にすると打席には代打の南武志主将(28、上町支店、同志社大)。「バットを短く持って振りに行った」とスライダーをとらえると、レフトに逆転の2点タイムリー。勢い乗った四国銀は、連打で6得点をもぎ取った。

守りもJR四国からの補強選手・川合慎磨(22、神戸学院大)、ベテランの菊池大樹(31、卸団地支店、龍谷大)が無失点リレー。7対3で4年ぶりに勝利した。
試合後に亀岡洋介監督(39、コンサルティング部、松山大)は、「しびれる展開だった。チーム全員が我慢した結果」と振り返った。南主将は、「行員や地元に少しでも元気な話題を届けられるよう頑張った」と話した。
次戦は26日18時、明治安田(東京都)との金融対決に。亀岡監督は「(明治安田の)岡村(憲二)監督からお互い頑張ろうねと言われた。相手は東の強豪。しっかりいい戦いができたら」と気持ちを新たにした。

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