しまなみ信金、伴走型創業ローンを開始 フクビズと連携
2024.02.15 14:51しまなみ信用金庫(広島県、安原稔理事長)は2月14日、中小企業支援機関の福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz(フクビズ)と、連携創業融資「しまなみスタートアップローン」の取り扱いを開始した。
営業エリアの備後圏域の創業希望者などの支援を強化するのが狙い。フクビズの推薦を申し込み条件にして、経営計画の策定から資金支援までを継続的な伴走支援を行う。
同ローンは、第二創業のほか事業開始から5年以内の法人または個人事業主が対象。フクビズとビジネスコンセプトやターゲットの明確化、販売戦略の策定を行って推薦を得ることが条件になる。融資金額は1000万円以内。期間は運転資金が7年以内で設備資金は10年以内。優遇金利を適用する。
しまなみ信金は、フクビズと創業者支援などで協力してきた。これまでにも、出張相談会の開催や信金職員向けの研修などで連携している。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融機関、「カスハラ」対応急務 コロナ禍後に被害増加傾向
- 銀行界、超低利融資が減少の兆し 企業、長期・固定を選好
- 政府、ウェルビーイングの柱に金融 教育推進や持ち株制度普及
- 鳥取銀、M&A上位資格を70人取得 営業店が事業承継支援
- 【変わる預金戦略】地域銀トップの発言から探る次の一手 「金利ある世界」の資金調達
- 経済安保 システム事前審査開始 大手行、ベンダーと調整
- りそなHD、マネロン調査 自動化 〝進化するAI〟本番適用
- 環境省、地域銀に新プログラム 自然情報分析を後押し
- 広島銀、相続の顧客提案迅速に AI不動産査定サービス導入
- UI銀など、電力データ活用しマネロン対策 不正アクセス検知の実証実験