宮城県信保協、高校生へ金融教育 18歳成人を前に
2023.12.04 19:55
宮城県信用保証協会(大森克之会長)は12月4日、宮城県迫桜高等学校で出張授業を実施した。若年層の起業意識醸成と信保協の知名度向上が狙い。18歳成人となる前の高校1年生約130人に、信保協の役割や金融トラブル防止策などを講義した。
講師は経営支援部業務企画課の金澤賢汰副長と管理部管理課の平田健課長代理。起業の際に信保協をどう活用するかや、成年年齢を迎えたときに被る責任を説明した。
18歳以降に契約可能なクレジットカード利用に伴うリスクを寸劇で披露。生徒も参加して、キャッチセールスの手法をシミュレーションで伝えた。

同課の谷本研課長は冒頭で、「マイナス面だけでなく、借金に対する正しいイメージを身につけてもらえれば」とあいさつ。同高校での授業は今回で3回目。授業は、平田課長代理が高校生時代に同校教諭の教え子であったという縁から実現した。
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