金沢信金、若手芸術家を応援 24年カレンダーに作品起用

2023.11.28 18:40
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金谷さん(右)が境田専務に作品を解説した(11月28日、本部)
金谷さん(右)が境田専務に作品を解説した(11月28日、本部)

金沢信用金庫(石川県、広岡克憲理事長)は、2024年のカレンダーに金沢市にゆかりのある若手アーティストの作品を起用した。創作機会を提供し、芸術活動を応援する。


23年からの取り組みで2回目。今回は滋賀県出身の金沢美術工芸大学大学院を修了した臼田健人さんの作品。金沢信金をもじった「金沢辰躍近江(かなざわしんようきんこ)」と名付けた。来年の干支にちなんで龍が金沢市内を流れる犀川(さいがわ)で躍る様子を描いた。


11月28日は、本部で境田裕之専務理事と、臼田さんをサポートしたNPO法人金沢アートグミ(金沢市)の金谷亜祐美さんが制作を振り返り対談した。境田専務は「飛躍の年となりそうで縁起が良い」と作品を絶賛した。


配布枚数は1万1500枚。12月1日から取引先へ配る。なお、臼田さんの作品は本部1階の受け付けに当面の間、掲示される。

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