大阪厚生信金、就活イベントに106社参加 職員がマッチング手助け

2023.10.18 18:54
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多くの求職者がブースを見て回った(10月18日、ハービスホール)

大阪厚生信用金庫(大阪市、大出重光理事長)は10月18日、大阪府と共催で合同企業説明会「内定エクスプレス2023」を開催した。年内就職を希望する人、24年春の新卒予定者を中心に、求職者であれば誰でも参加できる。106社(うち同信金取引先約70社)が参加し、求職者309人が来場した。


2015年スタートの同イベントは、内定までのスピードが速いことが特徴。例年10月の内定式後に開催し、就職先が未定で意欲的な求職者を多く集めている。また、企業の参加条件には「12月末までに内定を出せること」が含まれており、企業と求職者ともに参加意欲は高い。


会場となったホールには製造、飲食、建設業など多様な企業が出展し、求職者たちがブースを見て回った。ホール内には、同信金若手職員らが「コンシェルジュ」として常駐。ブース近くで困っている求職者がいれば声をかけ、企業とのマッチングを手助けした。



同信金若手職員(右)が「コンシェルジュ」として求職者をサポートした(10月18日、ハービスホール)

当日はブース出展以外にも、「企業担当者との交流会」や「なんでも相談コーナー」など就活に役立つ企画を開催。また、ブースを5つ訪問した求職者には、特典としてプロカメラマンによる証明写真の撮影を行った。10月24~26日にはオンラインで同イベントを開催する予定。同信金担当者は「売り手市場で中小企業にとっては厳しい採用環境だが、少しでも多くのマッチングを手助けしたい」と話した。

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