大分県信組、筑邦銀から企業型DC推進手法学ぶ
2023.09.12 18:38
大分県信用組合(大分県、吉野一彦理事長)は9月12日、本店で企業型確定拠出年金(DC)「誰でもDCプラン」の勉強会を開催した。10月から筑邦銀行が運営管理機関を務める企業型DCを取り扱うため、38カ店の渉外チーフが同行行員から推進方法などを学んだ。
同信組はこれまで、階層別研修のテーマに企業型DCの概要などを盛り込んでいた。今回、筑邦銀の行員を初めて講師に招き、実例をもとにした説明で、提案スキル向上を図った。
筑邦銀地域連携室の小川幸紀室長が企業型DCや誰でもDCプランの特徴を紹介。その後、同行の担当者が採用する事業先の制度設計や受け付けから導入までの流れ、申請書類の内容、取り組み事例などを説明した。
同行営業本部ソリューション・DXグループの林昭信グループ長は「さまざまなお客さまから当行の商品を導入したいという要望があり、大分県信組を含め3金融機関と連携している。せっかくの機会なので、何でも質問してほしい」と呼びかけた。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手