京都北都信金、SLL取り扱い開始 府の独自制度活用

2023.05.15 21:16
脱炭素 貸出・ローン
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京都北都信用金庫(京都府、藤原健司理事長)は5月15日から、二酸化炭素(CO2)の排出量削減を促すサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の取り扱いを始めた。顧客の企業価値向上などが狙い。府の独自制度「京都ゼロカーボン・フレームワーク」を活用。融資先は毎年7月末までに、府に排出量削減報告書を提出することで、200万~300万円かかる通常の第三者評価が免除される。


融資額は1000万円以上、融資期間は3年以上、事務手数料は5万5000円。融資先は業種によって年2~6%の排出量削減目標を設け、達成すれば金利が引き下げられる。

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