九州・沖縄

ふくおかFG、100億円のベンチャーファンド 過去最大、50~70先に出資へ

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は7月30日、傘下のFFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)を通じ、総額100億円のベンチャーファンドの運営を始めたことを明らかにした。FVPはこれまで9本のファンドを運営しているが、1

ふくおかFG、福岡銀が投信残高8000億円突破 地域銀で初めて

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は7月30日、傘下の福岡銀行における投資信託残高が地域銀行で初めて8000億円を超えたと発表。同FGが展開する資産運用サポートシステム「投信のパレット」を活用した営業活動が残高増に寄与した。

西日本シティ銀、企業と「ワンク」でコラボ 地域活性化へ共同開発

西日本シティ銀行は7月30日、同行公式キャラクター「ワンク」を使い企業と共同開発したコラボ商品7種類を発表した。9月以降、ワンクグッズを取り扱う全国8カ所のショップのほか、企業が運営する店舗、電子商取引(EC)サイトなどで販売。売

村上頭取(中央)とコラボ商品を持つ4社の社長(7月30日、本店別館)
大分信金、法人ポータルに電子帳簿機能 九州地区信金で初

大分信用金庫(大分市、木村浩樹理事長)は8月1日、法人ポータル「だいしんケイエール」で電子帳簿機能の提供を始める。機能は、NTTデータの「S‐AGORA(サゴラ)」を活用。導入は大阪シティ信用金庫、大阪信用金庫に続く3例目で、九州

勉強会で積極的な推進を呼びかける福泉課長(左から2人目、7月28日、本部)
福岡財務支局、経済判断「6期据え置き」 個人消費は下方修正

福岡財務支局は7月29日、北部九州地区(福岡県・佐賀県・長崎県)の「管内経済情勢報告」(7月判断)を公表した。総括判断は「一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復しつつある」と6期連続で据え置いた。 主要3項目のうち、生産活動は

管内の経済情勢を報告する杉山支局長(7月28日、福岡合同庁舎)
佐賀信金、厚労省から感謝状 献血活動に28年間協力

佐賀信用金庫(佐賀市、坂田慎一郎理事長)は7月28日、佐賀県から厚生労働省の献血功労者感謝状を伝達された。28年間の献血活動協力や、年1回以上の移動献血車の受け入れなどが評価された。 佐賀県庁で開催された伝達式では、佐賀県健康福

種村部長(左)から坂田理事長に感謝状が贈呈された(7月28日、佐賀県庁)
琉球銀、15年ぶり運動会 芸人やバスケ選手招く

琉球銀行は7月26日、15年ぶりに従業員と家族向けの運動会を開催。沖縄市の大型イベント施設「沖縄サントリーアリーナ」に子会社6社、友好関係にある4社を含む従業員1651人と家族416人の計2067人が集まった。 2025年10月

運動会の最後に写真撮影する参加者(7月26日、沖縄サントリーアリーナ、琉球銀提供)
長崎銀、ラッピングバス出発式 塗り絵コンテスト受賞作を装飾

長崎銀行は7月27日、同行と西日本シティ銀行などが主催した塗り絵コンテストのラッピングバス出発式を長崎市内で開催した。 2024年秋に募集した「ワンクぬりえコンテストwith長崎」のグランプリ作品を地元バス会社の車両に装飾。出発

バスの出発式に参加した開地頭取(左から3人目。7月27日、スタジアムシティホテル長崎)
福証、FPM活性化へ 大学生がアイデア発表

プロ投資家向け市場「Fukuoka PRO Market (FPM)」を活性化しようと、福岡証券取引所で7月26日、地元大学生が市場活性化アイデアをプレゼンした。同取引所などが主催する九州IPO(新規株式公開)挑戦隊の改革や就活イ

FPM活性化案を大学生がプレゼンした(7月26日、福証)
肥後銀、創立100周年記念式典を開催 近隣トップら620人出席 「感謝と覚悟」示す

肥後銀行は7月25日、ホテル日航熊本で創立100周年の記念式典を開催した。笠原慶久頭取は、地域や顧客に感謝を伝えるとともに、次の100年に向けた銀行自身の覚悟を示した。 同日の周年応当日を祝し、主要取引先ら約620人が出席。熊本

100年間の感謝を述べた笠原頭取(7月25日、ホテル日航熊本)
肥後銀、100周年記念パネルディスカッション 熊本県の未来を議論

肥後銀行は7月25日、熊本城ホールで創立100周年を記念したパネルディスカッションを開催した。「熊本の『意志ある未来』に向けて」をテーマに、笠原慶久頭取らが議論した。 笠原頭取のほか、前熊本県知事の蒲島郁夫氏、俳優の宮崎美子氏、

笠原頭取(右)らが熊本県の未来を語った(7月25日、熊本城ホール)
大分県内4金融機関、「経営バディ育成プログラム」に参加 第1回はAI活用する経営支援

大分県内の4金融機関は7月25日、大分県が主催する「ONE OITA経営バディ育成プログラム」の第1回研修に参加した。同プログラムは、県内企業を支援する金融機関や商工会議所を「経営バディ」と位置づけ、データを活用した経営支援手法を

訪問前の事前準備のポイントを学ぶ参加者(7月25日、宗麟館)
高鍋信金、信保協と連携確認 取引先支援手法の勉強会

高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)は7月25日、宮崎県信用保証協会の経営支援部の担当者を招き、両者が連携して取引先支援を行っていくための手法や手続きなどを学ぶ勉強会を開いた。 信用保証制度の利用に関する研修などはこれまでにも

勉強会に参加する高鍋信金と宮崎県信保協の職員(7月25日、高鍋信金本店、宮崎県信保協提供)
鹿児島銀、エリア営業拡充へ 10月に6地域追加

鹿児島銀行は7月25日、営業拠点の機能強化を目的に「エリア営業体制」を新たに6エリアで開始すると発表した。実施日は10月1日。人口減少やデジタル化の進展など外部環境の変化に対応し、顧客の多様なニーズに応える体制を構築する。 新体

高鍋信金、位置情報利用の広告を配信 ニーズ予測し対象者抽出

高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)は7月から、マイカーローンなどの宣伝で位置情報を利用したウェブ広告を配信している。自動車購入意欲が高いと思われる人を抽出して広告を表示する。営業エリア内ではあるものの顧客接点を十分に築けていな

金融列島 NEWS 九州、半導体、不安もあれど

「TSMC(台湾積体電路製造)は世界的半導体企業。われわれが動向をつかむのは難しい」。熊本第2工場着工延期などの報道に触れ、ある金融機関関係者は不安げに語る。銀行は関連企業への融資やサプライチェーン参入支援、信金・信組は不動産市場

日銀福岡支店、景気判断据え置き 関税交渉進展で「下振れリスク和らぐ」

日本銀行福岡支店は7月24日、7月の九州・沖縄の金融経済概況を発表した。景気の全体感は「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」と、16カ月連続で判断を据え置いた。同日の会見で佐久田健司支店長は日米の関税交渉に進展があ

日米関税交渉進展の影響などを説明する佐久田支店長(7月24日、日銀福岡支店)
宮崎銀、「資産運用部」へ改称 相続支援は営統に移管

宮崎銀行は8月1日から、本部のマネーコンサルティング部を「資産運用部」に改称する。併せて、マネーコンサルティング部内の「相続サポートセンター」を営業統括部へ移管する。7月23日に発表した。 改称は、「お客さまの資産運用に特化した

鹿児島銀、「お金の教室」開催 小学生ら80人が参加

鹿児島銀行は7月23、24日、「親子で研究!かぎん夏休みお金の教室」を開催中だ。金融教育を通じた地域貢献事業の一環で、4~6年の小学生とその保護者を集め金融経済への理解・興味を深めてもらっている。今年で16回目。 金融資産コンサ

キャッシュレスアプリ「Payどん」を体験する参加者(7月23日、かぎん会館With)
南日本銀、Eメールの運用変更 添付ファイル受信を廃止

南日本銀行は7月22日、8月18日7時以降、同行のメールアカウント宛てに送られた添付ファイル付きEメールは受信できなくなると発表した。セキュリティー強化が目的。 添付ファイル付きの外部メール、特にパスワード付きの圧縮ファイルは、

鹿児島興業信組、志布志支店を移転 商業施設に入居

鹿児島興業信用組合(鹿児島市、滿田學理事長)は7月22日、志布志支店を移転開店した。旧店舗から西に約1キロの、同信組取引先がオープンさせた商業施設「サンテラス志布志」に入居した。 旧店舗は築56年が経過し老朽化が課題となっていた

開店セレモニーであいさつする滿田理事長(7月22日、志布志支店)
福岡県信組、久留米東部支店を新築開店 来店しやすさ重視

福岡県信用組合(福岡市、吉丸秀利理事長)は7月22日、久留米東部支店(志田光央支店長)を新築開店した。善導寺支店と北野支店を統合した新店舗。コンセプトは、来店のしやすさ。自動車13台分の駐車スペースのほか、ロビーには10席の椅子を

テープカットする志田支店長(左端)と吉丸理事長(左から4人目、7月22日、久留米東部支店)
福岡県信組、事業者向けローン新設 融資金利は年2.8%から

福岡県信用組合(福岡市、吉丸秀利理事長)は7月22日、事業者向けローンを新設した。商品は「事業者向けカードローン『トライ』」と「事業者向けフリーローン『トライ』」。融資金利は年2.8~14.6%(保証料含む)と、福岡県内の金融機関

鹿児島市内金融機関、夏祭りで商売繁盛祈願 神輿を担ぎ盛り上げ

7月18~21日、鹿児島市の繁華街・天文館で江戸時代から続く夏祭り「おぎおんさぁ」が開催された。市内に本店を置く金融機関は20日の「ご神幸行列(ごしんこうぎょうれつ)」に参加、神輿(みこし)を担ぐなどさまざまな役割を担い、悪疫退散

「稚児上げ」で無病息災を願う七代目頭の鹿児島銀行の山尾さん(7月20日、鹿児島市内)
沖縄海邦銀、融資相談に1日で回答 メイン先との対話深める

沖縄海邦銀行は、メイン取引先からの融資相談に1日以内に回答する目標を掲げる。営業店の行員がメイン取引先とのコミュニケーションをより密にし、顧客の状況を継続的に把握するよう促すのが狙い。 相談を受けてから融資の可否を機関決定するま

宮崎銀、取引先招き「感謝の夕べ」を開催

宮崎銀行は7月18日までに、宮崎県の宮崎市・延岡市・都城市、鹿児島市の4カ所で「経営説明会~感謝の夕べ」を開催した。各地の取引先や一部の法・個人株主を招待し、杉田浩二頭取らが日ごろの感謝を伝えた。 7月1日に開催した宮崎市の会場

あいさつする杉田頭取(7月18日、城山ホテル鹿児島)
高鍋信金と鹿児島相互信金、顧客組織同士が交流 取引先の工場視察も

高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)の若手経営者の会「たかしんスクラム」(会員数約80人)の会長ら主要メンバー11人が7月17・18日、鹿児島相互信用金庫(鹿児島県、永倉悦雄理事長)や、その取引先を訪問した。会員数が800人を超

「スクラム」のメンバーと工場視察をする高鍋信金の近藤理事長(中央、7月18日、マイクロカット)
JAバンク福岡、福岡県警と協定締結 口座情報を共有

福岡県内の20農業協同組合と福岡県信用農業協同組合連合会(桑野岳利代表理事理事長)は7月18日、JA福岡県会館で福岡県警と「特殊詐欺等の情報提供に関する協定」を締結した。口座情報を共有し、特殊詐欺を未然に防止する。 福岡県警によ

締結書に署名する白水会長(右、7月18日、JA福岡県会館)
佐賀銀、女性活躍テーマにフォーラム 創立70周年の記念行事

佐賀銀行は7月18日、福岡市内で創立70周年記念フォーラム「描こう My Story」を開催した。テーマは、女性活躍推進とダイバーシティ。 冒頭、坂井秀明頭取が「今回のフォーラムは全て女性行員で企画、運営している」とあいさつ。佐

フォーラム冒頭、あいさつする坂井頭取(7月18日、レソラホール)
福岡県信組、初の全渉外参加研修 110人が営業活動振り返る

事業者の悩みに〝気づく〟渉外担当者になってほしい――。福岡県信用組合(福岡市、吉丸秀利理事長)は7月18日、本部で全渉外担当者参加型の「営業力強化研修」を初めて実施した。渉外担当者ら約110人が参加し、営業活動を振り返った。 研

営業スタイルを解説する宮脇代表(7月18日、本部)

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