首都圏

千葉県信保協、代位弁済が増加 中小零細を物価高直撃

千葉県信用保証協会(山口新二会長)は10月20日、2025年度第2四半期の信用保証業務概況を公表した。9月末の代位弁済額は前年同月比24%増の125億5400万円となった。25年に入り、中小企業の倒産が出てきたことが要因。 業種

東栄信金、創業塾卒業生集まる 世代や業種超え交流

東栄信用金庫(東京都、田村光彦理事長)は10月20日、東京都葛飾区内で創業塾の卒業生を対象にセミナーや交流会を開いた。当日は創業者や創業予定者計36人が参加。グループワークなどを中心に世代や業種を超えて交流した。同信金の創業塾は葛

自社の経営課題について意見交換する参加者(10月20日、かつしかシンフォニーヒルズ)
川崎信金、小学生に職業体験 バスケ冠試合のお手伝い

川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は10月18日、川崎市のとどろきアリーナで「かわしんキッズお手伝い体験イベントwith川崎ブレイブサンダース」を開催した。小学生5人が、職員と共にイベント運営を手伝った。 同信金が同日協賛した

来場者へ景品を手渡す小学生(10月18日、とどろきアリーナ)
東京スター銀、外国人サービス拡充 生活インフラ整備支援へ

東京スター銀行は、日本に居住する外国人向けサービスを拡充する。2025年内にインターネットバンキングの多言語化を計画するほか、家賃保証など生活上のあらゆる困りごと相談にワンストップで対応できる体制を整えたい考え。競合が少ない外国人

インタビューに答える伊東頭取
東京三協信金、100周年式典を開催 「困った人に寄り添う」

東京三協信用金庫(東京都、中島久喜理事長)は10月17日、創立100周年(10月12日)の記念式典を東京都内の京王プラザホテルで開いた。顧客向け式典では新宿区の吉住健一区長や業界関係者、全12カ店の総代、金庫役職員ら約200人が参

鏡開きをする(左から)柴田理事長、安藤所長、中島理事長、吉住区長、今久保参事役、八木会長ら関係者(京王プラザホテル、10月17日)
千葉県内3信組、女性営業の交流会 ロープレ実施や悩み共有

千葉県内の3信用組合(房総・銚子商工・君津)は10月17日、千葉市内で女性営業係交流会を開いた。女性営業の育成や定着などが目的。3信組から女性営業担当14人が参加し、ロールプレーイング研修やフリートークの場を設けて悩みなどを共有し

営業係としての悩みや職場への要望事項を発表する参加者(10月17日、ダイワロイネットホテル千葉中央)
東京信金、「お笑い寄席」開く 800人が来場

東京信用金庫(東京都、増子弘毅理事長)は10月16、17日、本店8階で「お笑い寄席」を開いた。2日間で計800人が来場した。 同信金は、年金口座を持つ顧客向けに年に一度イベントを開催。17日は落語家の古今亭志ん彌(ここんてい・し

落語を披露する古今亭志ん彌さん(10月17日、東京信金本店)
さわやか信金、物産展で販売機会創出 同業種交流会も実施

さわやか信用金庫(東京都、篠啓友理事長)は10月17日、大田区総合体育館で第14回物産展を開いた。同信金のほか、稚内信用金庫やコザ信用金庫など全国15信金も協力し、取引先計83社が出店した。 開会セレモニーで篠理事長は「資金繰り

多くの出展者、来場者でにぎわった(10月17日、大田区総合体育館)
川崎信金、障がい者の手作り品販売に協賛

川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は10月17日、社会福祉法人ともかわさき(川崎市)のイベント「ふれあい市場」に協賛した。 同イベントでは、障がいがある人たちの手作り品を販売。川崎信金の本店1階ロビーで開催しており、今回で53

パンを買う来店客(左、10月17日、川崎信金本店)
日本公庫、ソーシャルビジネス支援学ぶ 前年比倍の44機関参加

日本政策金融公庫は10月16、17日、地域金融機関行職員を対象にソーシャルビジネス支援研修を本店で実施した。ハイブリッド形式で、参加機関数は前年比2.4倍の44機関。 同研修は22年度に日本公庫の職員向けに新設したが23年度に一

参加者が意見を交わしたグループワーク(10月16日、本店)
埼玉県信金と東京東信金、若手営業職員が交流 成功談や失敗談共有

埼玉県信用金庫(埼玉県、井上義夫理事長)と東京東信用金庫(東京都、吉田誠理事長)は10月16日、若手営業職員を対象とした交流会を浦和支店で実施した。埼玉県信金の埼玉県南部エリアが企画。交流を通じてエンゲージメント向上につなげるのが

班ごとに発表する若手職員(10月16日、浦和支店7階URAWAラウンジ)
湘南信金、衣笠支店で防犯訓練 カラーボール投げ方学ぶ

湘南信用金庫衣笠支店(林裕士支店長)は10月16日、横須賀署と連携し強盗訓練を実施した。支店職員24人が参加。緊急時の対応を学んだ。 訓練では、犯人役の横須賀署員が窓口でナイフを突きつけ現金を要求し、吉田浩三副支店長

カラーボールを投げる職員(右、10月16日、衣笠支店)
都内信組、ソーシャルビジネス支援 3カ年計画を始動

多様化する社会課題の解決を後押ししようと、東京都内の信用組合は、NPOなど「ソーシャルビジネス」を展開する組織・事業者への支援を強化する。東京都信用組合協会は10月10日、日本政策金融公庫と業務提携を締結。勉強会や意見交換会の開催

覚書締結式に臨んだ都信協の柳沢祥二会長(右)と日本公庫国民生活事業本部東京地区統轄の阿部武史氏(10月10日、東京都中央区)
青梅信金、マッチング大会開く DX・GX説明会も

青梅信用金庫(東京都、平岡治房理事長)は10月15日、立川市内で「第22回あおしんビジネス支援マッチング大会」を開いた。営業エリアの東京・多摩地区や埼玉県西部の建設業や不動産業など245社が参加。個別商談や、日本政策金融公庫、東京

商談をする参加者(10月15日、ホテルエミシア東京立川)
千葉信金と富国生命、ニセ警察詐欺防止へ 店頭で年金客らに呼びかけ

千葉信用金庫(千葉市、宮澤英男理事長)と富国生命保険は10月15日、千葉県警と連携してニセ警察詐欺の被害防止の啓発活動を行った。 同活動は富国生命が特殊詐欺の防止を目的に、全国の信金や警察に呼びかけて実施。佐賀信用金庫など17信

詐欺防止のチラシやポケットティッシュを配布する職員や警察官ら(10月15日、千葉信金本店)
全東栄信組東長崎支店、顧客訪ね商品推進 内勤職員が閉店後に

全東栄信用組合東長崎支店(中田修平支店長=職員9人うち渉外4人)は全員営業を徹底する。窓口など内勤の女性職員3人が15時に閉店した後、顧客宅などを訪れ、定期預金や年金などを推進している。窓口担当者らの預金やローンの獲得を評価する2

生花店の店長(左)と話す中田支店長(同2人目)と渉外係の浅松遥さん(10月2日、フラワーショップアスター)
多摩信金のBG俱楽部、一橋大や農工大の学長講演 会員経営者ら100人参加

多摩信用金庫(東京都、金井雅彦理事長)の企業表彰受賞企業で構成する多摩ブルー・グリーン(BG)倶楽部は10月14日、同信金本店で例会を開催。取り組みの報告、同信金と連携協定を結んだ一橋大学、東京農工大学の学長が基調講演を行った。会

講演する千葉学長(10月14日、多摩信金本店)
東京三協信金、創立100周年で新制服 新宿区の花をリボンに

東京三協信用金庫(東京都、中島久喜理事長)は10月14日、創立100周年(10月12日)記念の一環で、女性職員の制服を5年ぶりに一新して着用を始めた。リボンに同信金が本店を構える新宿区の花であるツツジや金庫のロゴ(スリーリング)を

新制服のモデルを務めた女性職員(10月14日、同信金調布支店)
プルデンシャルHD、濱田氏が退任 相次ぐ不祥事受け

プルデンシャル・ファイナンシャルは10月14日、同10日付でプルデンシャル・ホールディング(HD)・オブ・ジャパンのブラッドフォード・オー・ハーン社長(52)が社長兼CEOに就任したと発表した。濱田元房会長兼CEO(60)は同6日

ハーン氏
しんきん地域創生ネット、太陽光発電導入を支援 神奈川県内製造業など

信金中央金庫のグループ会社しんきん地域創生ネットワークは、神奈川県内で太陽光発電設備の導入を支援している。2024年度に続き、同県の事業を受託。太陽光発電に関心のある事業者に、設備導入の効果や費用の試算を無料で提供している。25年

南足柄市のセミナーで、太陽光発電設備導入提案事業の説明を聞く参加者ら(9月30日、神奈川県南足柄市)
芝信金、職員向け100周年祝賀会 役職員700人参加

芝信用金庫(東京都、望月芳雄理事長)は10月10日、東京都内の帝国ホテルで職員向け100周年記念祝賀会を実施した。役職員約700人が参加した。 冒頭、望月理事長は金庫のこれまでの歩みを振り返ったうえで、「採用難の時代ではあるが、

鏡開きをする望月理事長ら(中央、10月10日、帝国ホテル)
朝日信金、「たいとう創業塾」を開催 全4回受講で金利優遇

朝日信用金庫(東京都、伊藤康博理事長)は10月9日、「たいとう朝日創業塾」を開講した。創業希望者や創業間もない事業者ら31人が参加した。 プログラムは全4回で、受講は無料。4回全て受講すると台東区内で会社を設立する際の登録免許税

経営者としての考え方について話す浅沼氏(10月9日、西町ビル)
改革の旗手 淡路睦・千葉銀行代表取締役専務執行役員・グループCSuO、誰もが活躍できる道拓く

2024年4月、地方銀行で初の生え抜きの女性代表取締役に就任した。女性活躍のフロントランナー的存在だが、その道のりは「エリートコースとはかけ離れた銀行員人生だった」という。男性との昇格差や育児との両立、未経験の部署でのマネジメント

次世代承継へ三つの方針 吉田・東京東信金理事長

7年ぶりにトップが交代した東京東信用金庫(東京都)。6月に就任した吉田誠理事長(66)に、就任時に掲げた三つの理事長方針や今後の展開などを聞いた。 ◇ ――就任を打診された時の心境は。 「昨年の秋ごろに当時の澁谷哲一会長や中

かながわ信金、経済講演会を開催 ジャーナリスト星浩氏が登壇

かながわ信用金庫(神奈川県、片岡裕二理事長)は10月9日、横浜市の新都市ホールで「2025年度経済講演会」を開催した。 取引先事業者ら約300人と、26年に入庫予定の内定者63人が参加。講師として、政治ジャーナリストの星浩氏を招

国内問題などを解説する星氏(10月9日、横浜市)
埼玉りそな銀、外国人材活用セミナーを開催

埼玉りそな銀行は10月9日、りそなコエドテラス(埼玉県川越市)のコワーキングスペースで「外国人財活用セミナー」を開催、取引先企業関係者37人が聴講した。 深刻化する人手不足や採用難を外国人材の活用で解決するだけでなく、ハイスキル

あいさつする吉岡執行役員(10月9日、りそなコエドテラス)
関東経産局、中企庁の人活ガイドでWS 中小企業支援者向けに開催

関東経済産業局は10~11月、東京都、栃木県、新潟県の3都県で中小企業庁の「人材活用ガイドライン」を使ったワークショップ(WS)を実施する。金融機関など中小企業支援者を対象に、中小企業の人材課題に関する支援力向上が狙い。10月9日

各班で人材に課題を抱える企業の支援策を考えた(10月9日、学情セミナールーム)
横浜幸銀信組、独自パッケージの菓子配布 「ジャッキー」をプリント

横浜幸銀信用組合(横浜市、呉龍夫理事長)は、10月からオリジナルパッケージの菓子1万個を来店客などに配布している。同信組のイメージキャラクター「くまのがっこう」の「ジャッキー」をきっかけに、子どもたちを中心に信組の認知度を高める。

オリジナルパッケージの菓子(9月25日、同信組本店)
千葉県信保協など中小支援機関、銚子信金と経営相談会開催 専門家が課題に助言

千葉県信用保証協会(山口新二会長)など千葉県内の中小企業支援機関4者は10月8日、銚子信用金庫(千葉県、森山博志理事長)と経営相談会を開催した。販路開拓や資金繰りなど事業者が抱える経営課題に対し、支援機関の専門家が助言した。 同

経営者の相談に応える信保協の担当者(10月8日、銚子信金本店、同信金提供)
きらぼし銀、デジタル体験スペース 空中映像装置を設置

きらぼし銀行は10月9日、相模原市に最新のデジタル機器を体験できる空間「Digitalラボ」を開設した。地域住民らに無料で開放。空中に映像を表示する「空中ディスプレイ」などを置いている。 2024年2月まで旧相模原支店だった相模

開所式に参加した渡邊頭取(中)、相模原市の本村賢太郎市長(右、10月8日、きらぼしDigitalラボSAGAMIHARA、きらぼし銀提供)

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