関西

紀陽銀、16カ店で予約制試行 口座開設や相談対応などで

紀陽銀行は、5月1日から16カ店で口座開設や相談対応などの予約制を試行する。「近隣金融機関も導入し『銀行も予約制』との考え方が広く認知されてきた」(広報・IR室)ため。 対象業務は口座開設や届け出内容の変更、相続手続き、資産運用

近畿財務局、4月経済判断据え置き 賃上げは98%が実施

近畿財務局は4月22日、近畿2府4県の「管内経済情勢報告」(4月判断)を公表した。総括判断は「一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復しつつある」と、表現を変更したうえで前回(1月)から据え置いた。主要3項目の生産活動は、ダイハツ

金融列島 NEWS 近畿、他業高度化会社を設立

滋賀銀と池田泉州HDは4月1日、「他業銀行業高度化等会社」を活用したグループ会社を相次いで新設した。 滋賀銀はエネルギー事業会社「しがぎんエナジー」(梅原大輔社長)を設立。既存の太陽光発電所の買収や新設をして発電・販売する。再生可

奈良中央信金、取引先の新人にセミナー 15社30人が参加

奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)の取引先組織「ちゅうしんビジネスクラブ」は4月18日、本店で取引先の新人・若手社員を対象にした「ちゅうしん新入社員セミナー」を開催。参加した15社30人の社員が企業人としての自覚や心構えを

グループワークに取り組む参加者にアドバイスする吉田さん(4月18日、本店、奈良中央信金提供)
奈良中央信金など、三宅町と4者で協定締結 創業支援を後押し

奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)は4月18日、三宅町役場で日本政策金融公庫奈良支店と奈良県信用保証協会、三宅町と創業支援にかかる連携協定を締結した。自治体と金融機関の4者で協定を結ぶのは奈良県内で初めてで、三宅町で創業す

協定を締結した(左から)三宅町の森田浩司町長、高田理事長、奈良県信保協の松谷幸和会長、日本公庫奈良支店の三浦博支店長(4月18日、三宅町役場、奈良中央信金提供)
城南信金・きのくに信金、都内ビールバーにみかん農園紹介 「仕込み式」を開催

城南信用金庫(東京都、川本恭治理事長)ときのくに信用金庫(和歌山県、田谷節朗理事長)は、東京都内のビールバーに和歌山県のみかん農園を紹介した。みかんを原料にした新たなビールが5月下旬に誕生。4月17日には「仕込み式」を開催した。

仕込み式に参加した(左から)大屋幸子・大鵬社長、田谷理事長、岸本知事、川本理事長、伊藤彰浩・伊藤農園社長(4月17日、羽田イノベーションシティ、城南信金提供)
兵庫県内11信金、合同新人研修で昼食 コロナ前の形に戻る

兵庫県内全11信用金庫と信金中央金庫神戸支店は4月17日、神戸文化ホールで合同の新人研修を開いた。コロナ禍後初めて会場での昼食が解禁され、同研修会は従来の形に完全に戻った。 各信金の新入職員が仲間やライバルとして結束を強められる

研修前に昼食をともにする新入職員(4月17日、神戸文化ホール)
北おおさか信金、創業100周年ロゴを制定 特設サイトも開設

北おおさか信用金庫(大阪府、須戸裕治理事長)は4月17日、2025年4月17日に迎える創業100周年のロゴマークを制定した。職員から196作品の応募があり、若手職員を中心とした100周年行事推進会議のメンバーが2作品を選んだ。

選ばれた100周年記念ロゴ
大阪信金と日本公庫、M&A協調融資の1号 物流インフラ守る

大阪信用金庫(髙井嘉津義理事長)は4月16日、日本政策金融公庫と協調して物流事業者のM&A(合併・買収)を実行したと発表した。同信金と日本公庫は、2023年1月に「創業」「事業承継」「財務体質強化」の3分野に特化した協調商品「ラコ

紀陽銀、14市町の口座振替登録をウェブ化 手数料有料に

紀陽銀行は4月から順次、14市町(和歌山県内7市5町、大阪府泉佐野市、奈良県五條市)の公金収納の口座振替登録を紙ベースからウェブに切り替えている。同行と市町の事務時間が大幅に減り、同行は新たに登録手数料を受け取る。 同行が202

南都銀、新アプリが10万DL 端末1台、ID・PWレスに変更

南都銀行の新バンキングアプリ「南都銀行アプリ」のダウンロード(DL)が、4月12日までに10万DLを超えた。4月1日から取り扱いを始め、開始10営業日で達成した。 同行は、IDやパスワードを不正入手・利用によって現金を盗む犯罪が

関西みらい銀とみなと銀、25年度から初任給引き上げ 大卒25万5000円に

関西みらい銀行とみなと銀行は4月15日、2025年4月の新入社員から初任給を引き上げると発表した。 大学院・大卒は25万5000円、短大卒は22万5000円、高卒は20万5000円とする。引き上げ幅はそれぞれ3万円。 初任給引

日新信金六甲支店、激戦地で新規事業融資3倍 日本公庫と起業促進

日新信用金庫六甲支店(松下哲也支店長=職員12人うち渉外3人)は2023年度、金融機関の激戦地で新規事業融資の実行件数が前年度の8件から3倍超の25件(2億600万円)となった。日本政策金融公庫から協調融資を持ちかけられるようにな

よつ葉の中村店長(左)と話す松下支店長(中央)、小林課長(3月27日、よつ葉)
枚方信金と玉島信金、社会的企業認証に参加 全6信金が連携

枚方信用金庫(大阪府、吉野敬昌理事長)と玉島信用金庫(岡山県、宅和博彦理事長)は4月12日、社会的企業を認証する取り組み「ソーシャル企業認証制度(S認証)」に参加した。これで参加金融機関は計6信金となった。 同制度は、龍谷大学(

S認証の連携協定式に出席した(左から)榊田理事長、藤原健司・京都北都信金理事長、矢島之貴・湖東信金理事長、森垣裕孝・但馬信金理事長、宅和理事長、吉野理事長(4月12日、龍谷大)
南都銀、人事制度を改定 行員の活躍機会増やす

南都銀行は2024年度、人事制度を改定した。橋本隆史頭取が15年のトップ就任から提唱する四つの改革(営業、経費、事務、意識)を推進し、挑戦する気質醸成を促進したい考え。年齢や性別などによる処遇・昇格を見直し、専門的な知識・スキルの

新人事制度を説明する橋本頭取(左から2人目、4月11日、本店)
京都中央信金、取引先向け「SDGsカードゲーム」セミナー 大阪の課題解決にも注力

京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は4月11日、大阪府の高槻駅前支店(仙波市朗支店長、職員23人)で取引先を対象にSDGs(持続可能な開発目標)を題材としたセミナーとカードゲーム大会を開催した。 「SDGs de 地方創

カードゲームで盛り上がる参加者たち(4月11日、高槻駅前支店)
北おおさか信金、経済講演会を開催 竹中・慶大名誉教授招く

北おおさか信用金庫(大阪府、須戸裕治理事長)は4月11日、大阪市のホテル阪急インターナショナルで「2024きたしん経済講演会」を開いた。2025年4月に迎える創業100周年事業で、取引先の経営者など約500人が参加した。 慶応義

講演する竹中名誉教授(4月11日、大阪市内)
京都信金、円町支店を移転新築開店 6月から「課題解決型」へ

京都信用金庫(京都市、榊田隆之理事長)は4月8日、JR嵯峨野線・円町駅前に円町支店(菅沼昌平支店長=職員12人)を新築移転開店した。新店舗は仮店舗から約400メートル東の京都市・丸太町通り沿いに立地。同信金が所有する旧店舗の敷地の

来店客を笑顔で迎える(左)榊田理事長(4月8日、京都信金円町支店)
北おおさか信金、吹田支店を移転開店

北おおさか信用金庫(大阪府、須戸裕治理事長)は4月8日、吹田支店(堀江篤史支店長=職員17人うち渉外5人。派遣職員、嘱託職員各1人)を南東に約350メートルに移転開店した。旧店舗は旧吹田信金本店で、築54年が経過し、老朽化、耐震性

テープカットする(左から)須戸理事長、信金中央金庫大阪支店の関口育男支店長、後藤圭二・吹田市市長、若槻勲会長、堀江支店長(4月8日)
関西みらい銀、紺綬褒章受章で伝達式 滋賀県への国スポ支援で

関西みらい銀行は4月8日、滋賀県から「紺綬褒章」の伝達を受けた。2025年に滋賀県で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会への寄付やサポート活動が評価され、23年7月に国から紺綬褒章を受章したことによるもの。 同行は

伝達する東郷部長(左)と西山社長(4月8日、りそなグループ大阪本社ビル)
枚方信金、若手経営者の会が視察研修 静岡県内企業・施設に

枚方信用金庫(大阪府、吉野敬昌理事長)は4月5、6日、若手経営者の会の視察研修会を実施した。取引先企業の若手幹部ら42人が参加し、静岡県下企業や観光施設などを訪れた。同研修会はこれまで約20回行っている。 初日は、溶射メーカーの

さかなセンターへの訪問で取引先経営者を随行する吉野理事長(4月6日、同センター)
金融列島 NEWS 近畿、預金は金利か人海戦術

◯…大阪府内協同組織金融機関で、預金獲得の動きが活発化している。以前から府内信金・信組は高金利で預金を集めていたが、最近は預金の伸びが鈍化。キャンペーンや営業店の地道な推進で対応する機関が多い。 大阪協栄信組は2023年11月にプ

京都中央信金、PIF第1号実行 KPI設定や進捗管理を支援

京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は4月4日、ポジティブインパクトファイナンス(PIF)の第1号案件として、木下カンセー(滋賀県大津市)に実行した。同社は、事業系一般廃棄物の収集運搬業者。融資額は1億円。 ポジティブイン

記念の盾を持つ木下社長(左)と安川専務(4月4日)
兵庫県信組、障がい児らにeスポーツ用品など寄贈

兵庫県信用組合(橋爪秀明理事長)は4月4日、障がい児ら向けに110万円分の物品を寄贈したと発表した。同様の支援を毎年続けるなかで初めて、障害児の発達に効果的とされるeスポーツの機材も贈った。 2002年から、顧客によるクレジット

和田山特別支援学校での贈呈式に出席した(左から)菊地紀元・全国信用協同組合連合会大阪支店長、橋爪理事長、同校生徒会長、野口学校長(3月15日、兵庫県信組提供)
万博「三菱未来館」事務局が大阪に移転 建設現場の視察会開催

三菱UFJ銀行など三菱グループ各社で構成する「三菱大阪・関西万博総合委員会」は4月1日、事務局を東京から大阪に移転。同行などが運営するビジネス創出拠点「MUIC Kansai(ミューイックカンサイ)」(大阪市中央区)に設置した。事

順調に工事が進む建設現場(4月3日、夢洲=ゆめしま、三菱未来館)
桜井市事業承継地域ネットワーク、第1回セミナーを開催 経営者など40人が参加

奈良県桜井市内の金融機関などで構成する桜井市事業承継地域ネットワークは4月3日、桜井市役所で第1回セミナーを開催した。事業承継支援の啓発・向上が目的で、中小企業の経営者や支援機関の職員など40人が参加した。 大和信用金庫と南都銀

あいさつする中村理事長(4月3日、桜井市役所)
滋賀銀、エネルギー事業子会社 「しがぎんエナジー」スタート

滋賀銀行は4月1日、エネルギー事業会社「株式会社しがぎんエナジー」(滋賀県大津市、梅原大輔社長)を設立した。同社は滋賀銀が全額出資する他業銀行業高度化会社。企業向け脱炭素コンサルティングや太陽光発電所の運営などを行う。再生可能エネ

しがぎんエナジー設立式典でテープカットする久保田真也頭取(左から2人目)、梅原社長(同3人目、4月1日、しがぎんエナジー)
近畿地区金融機関入行式 感謝、挑戦、夢 トップがメッセージ

滋賀銀 久保田真也頭取 ヒューマンファースト 当行は2023年10月に創立90周年を迎えた。次の100周年を見据え、本日より第8次中期経営計画をスタートさせた。当行の存在意義は、「三方よし」で地域を幸せにする。3つの基本戦略は、

新入生から誓いの言葉を受け取る京都銀・安井頭取(4月1日、京都銀金融大学校)
2期ぶり悪化 近畿地区の業況判断 日銀大阪支店

日本銀行大阪支店は4月1日、3月の近畿地区の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表した。全産業の業況判断は、2023年12月(前回)調査比2ポイント悪化のプラス9となり、23年9月以来、2期ぶりに悪化した。 製造業は前回調査比3

京都信金、大卒初任給25万円に 平均6.2%のベアも実施

京都信用金庫(京都市、榊田隆之理事長)は、4月から大卒初任給を22万6000円から25万円に、短大卒は19万7000円から22万1000円にそれぞれ引き上げる。 同時に非正規職員を含む全職員を対象にベースアップ(含む定期昇給)を

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