東海・北陸

北陸労金富山南支店、〝出張勉強会〟で存在感 住宅メーカーと関係強化

北陸労働金庫富山南支店(田添揚志支店長=職員17人うち渉外4人)は、ハウスメーカーに住宅ローン商品を解説する”出張勉強会”を行い、店の存在感を高めている。活動を通じた案件獲得などで住宅ローンを含む2025年7月末の貸出金は同年3月

労組幹部と情報交換する富山南支店の石塚峻係長(左)と田添支店長(同2人目、8月26日、三菱ふそうバス製造労組)
中日信金、若い芸術家を応援 アートギャラリー開催

中日信用金庫(名古屋市、冨田勝理事長)は10月24日まで、地元の芸術家の作品を展示する「第38回ちゅうしんアートギャラリー」を開催している。 若い芸術家の応援を目的に、名古屋芸術大学の学生や卒業生に作品発表の場を提供。現在3人の

しずおかFGと山梨中央銀、環境エリアが自然共生サイトに 地域金融機関で初

しずおかフィナンシャルグループ(FG)と山梨中央銀行は9月16日、環境活動に関わるエリアが環境省の「自然共生サイト」に認定されたと発表した。静岡市にある本部タワー敷地内の樹林地と、山梨県中央市の環境活動を行う里山がそれぞれ認められ

三十三銀と百五銀、集中豪雨で特別融資

三十三銀行と百五銀行は、9月12日に三重県四日市市を中心に発生した集中豪雨被害に対応する特別融資の取り扱いを開始した。 三十三銀は9月16日、資金繰りの相談などに応えるため、相談窓口を設置し、特別融資の取り扱いを始めた。事業者向

静岡中央銀、定期預金で地域活性化 商店街商品券を贈呈

静岡中央銀行は9月22日~11月28日、静岡県伊東市内の地域経済活性化を目的とした「しずちゅう 伊東オレンジ定期預金」を伊東支店で取り扱う。応募上限は総額2億円に設定。 同行は2007年12月から、静岡県・神奈川県の21地区26

北陸銀、JBICと業務協定 海外モニタリングで

北陸銀行は9月16日、本店で国際協力銀行(JBIC)と、海外事業モニタリングに関する業務協力協定を締結した。北陸地区の地域銀行で初。両行が協調融資する海外プロジェクトについて、JBICが現地企業などを定期的に視察し、その情報を北陸

協定を結ぶ(左から)橋山専務と庵会長(9月16日、北陸銀本店)
半田信金、絵手紙コンクールで表彰式 作品の一部はカレンダーに

半田信用金庫(愛知県、古田明典理事長)は9月13日、本店でキッズ絵手紙コンクール表彰式を開いた。『ごんぎつね』などで知られる地元・半田市出身の児童文学作家「新美南吉」の作品をテーマに、指定のはがきにオリジナルイラストを描いて応募す

古田理事長やイメージキャラクターの「だし太郎」(左端)「まつりちゃん」(右端)と記念撮影する入賞者(9月13日、半田信金本店)
日本公庫津支店、高校生に起業の出前授業 ビジネスプランをアドバイス

日本政策金融公庫津支店は9月12日、津西高等学校で起業に興味を持つ高校2年生を対象に出張授業を行った。同校では、4月から毎週1回「総合的な学習(探求)の時間」で、資金計画やビジネスプランの検討方法などを伝えてきた。日本公庫津支店で

高校生がビジネスプランを発表した(9月12日、津西高校)
枚方信金、総代が復興支援で能登訪問 2信金と2市町に寄付

枚方信用金庫(大阪府、大川洋司理事長)は9月12、13日、総代23人が能登半島地震の復興支援で石川県の能登地区を訪問した。被災地訪問や地震体験談の聴講に加え、買い物を通じて地元事業者を応援した。また、のと共栄信用金庫(鰀目孝和理事

2信金と2市町に寄付した。(左から)鈴木会長、吉野会長、田代理事長(9月12日、七尾市内、のと共栄信金提供)
愛知県信保協、女性創業者交流会を開催 カフェ代表がエピソード披露

愛知県信用保証協会(石原君雄理事長)は9月12日、飲食店の創業を検討する女性や、創業間もない女性を対象に、創業者交流会を開いた。今回で7回目。初のナイトイベントとして、18時から名古屋市内のカフェで行われた。 カフェの代表者・黒

女性創業者が夜のカフェで交流(9月12日、名古屋市)
おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長

濱詰 健二氏(はまづめ・けんじ=小浜信用金庫理事長) 9月13日、急性大動脈解離のため福井県小浜市内の病院で死去。61歳。 通夜は9月17日18時30分から、葬儀は同18日10時から、ともに濱詰家と小浜信金の合同葬として小浜市駅

愛知信金、新興企業のバスケ大会支援 優勝チームに賞品も

愛知信用金庫(名古屋市、本多英明理事長)は9月15日、バスケットボール大会「第4回3x3高校生バスケトーナメントMARVELOUS∞(エイト)」の開催を支援した。大会への協賛のほか、優勝チームに賞品を贈呈した。 大会は1チーム3

バスケトーナメントでは白熱した試合が展開された(9月15日、久屋大通公園)
静岡銀、県の防災システム普及でイベント

静岡銀行は9月13日、静岡市内の相談ラウンジ東静岡で防災イベントを実施。静岡県が個人向けに提供する防災システムの普及で営業拠点を活用。県職員による操作説明を行った。地域住民の防災意識向上に貢献するのが狙い。 普及を促したものは、

来店客にシステムを説明する池澤班長(左、9月13日、相談ラウンジ東静岡)
福井銀、理念浸透へ施策展開 ウェルビーイング推進

福井銀行は、ウェルビーイング(心身の健康と幸福)実現に向けた四つのキーファクターの一つ「理念・方針」をさらに浸透させる取り組みとして、2024年10月から「CHINIKUKA(血肉化)プロジェクト」を展開。経営方針や考え方を深く理

東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破

東海東京フィナンシャル・ホールディングス(FHD)は、地域銀行とその持ち株会社の7先との提携合弁証券で預かり資産残高を順調に伸ばしている。7月末に3兆円の大台を突破し、2027年3月とする経営目標達成指標(KGI)を大幅な前倒しで

三重県・滋賀県信保協、合同で商談会を開催 利用先の販路拡大へ

三重県信用保証協会(稲垣清文会長)と滋賀県信用保証協会(西嶋栄治理事長)は9月12日、三重県内で合同の商談会を開催した。両協会の利用先の販路を拡大し、売り上げ増加やブランド力向上など本業支援につなげる。 三重県信保協の利用先3社

ぎゅーとらのバイヤー(左)に商品を説明する信保協利用先の担当者(右、9月12日、滋賀県信保協提供)
静岡銀、県内14機関と連携し手形・小切手電子化へ

静岡銀行は9月12日、手形・小切手機能の全面的な電子化を進めるため静岡県内14機関と連携する。全国銀行協会の自主行動計画「2026年度末までに手形・小切手の交換枚数ゼロ」に沿って、地域一体で取り組みを加速する。静岡銀含め県内4行、

北国FHD、ビジネスフィンランドと覚書 イノベーション分野などで協力

「フィンランドの知見・文化を日本に」――。北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は9月12日、貿易や投資、観光推進を目的とするフィンランドの政府系機関「ビジネスフィンランド」と、イノベーションと不動産・インフラの分野で協力す

ビジネスフィンランド関係者と覚書を交わした北国FHDの杖村社長(右、9月12日)
改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える

健康経営を掲げ、行員一人一人の「働きがい」に真正面から取り組む。それは、何よりも行員のためであり、ひいては取引先企業の成長、地域経済の活性化につながると信じているからだ。「働きがい」とは、仕事を通じて感じられる充実感や誇り、やりが

若手・中堅行員とざっくばらんに冗談を言い合う藤原頭取(右から2人目)
金融列島 NEWS 北陸、嶺南誘客へ敦賀で発信

福井県内観光の目玉として、勝山市の県立恐竜博物館を思い浮かべる人は多いだろう。2000年にオープンし、25年8月中旬には通算来場者数が1500万人を突破した。24年4月に敦賀まで延伸した北陸新幹線効果もあろう。また、知名度が高い永

金融列島 NEWS 東海、信金で涼活 地域へ貢献

全国各地で危険な暑さが続いた今夏。静岡市駿河区では8月6日に国内観測史上2位(8月末時点)の41.4度を記録。地元の静清信金は渉外活動を控えるよう、全店に通達を出したほどだ。 県内金融機関は地域住民の暑さ対策に役立ててもらうため

豊川信金、防災用缶詰を寄贈 地元8自治体へ

豊川信用金庫(愛知県、真田光彦理事長)は、9月の防災月間を機に、地元自治体への貢献に取り組む。9月9日から10月1日まで、本店を置く豊川市をはじめとして営業エリアの8自治体に防災用備蓄品を寄贈する。 贈呈するのは、信金名も印字し

豊川市の竹本幸夫市長(右)に防災用缶詰の目録を手渡した真田理事長(9月10日、豊川市役所、同信金提供)
三島信金、創業支援拠点を運営へ 誘致やマッチング推進

三島信用金庫(静岡県、髙嶋正芳理事長)は地域のイノベーションを後押しするため、10月からLtGスタートアップスタジオ(LTG、三島市)の運営を主体的に担う。LTGを設立した加和太建設(同)から施設を借り受け、職員を常駐させる。創業

石川県内4信金、日本公庫と有事の連携協定締結 資金繰り支援へ情報共有

石川県内4信用金庫(金沢、のと共栄、はくさん、興能)は9月11日、金沢市内で日本政策金融公庫金沢・小松支店と「危機事象発生における業務連携に関する覚書」を締結した。自然災害やパンデミック、サイバー攻撃など有事発生の際、双方が情報を

覚書を交わす(左から)のと共栄信金・鰀目孝和理事長、玉井理事長、日本公庫金沢支店・小松支店長、日本公庫小松支店・神田崇行支店長、金沢信金・広岡克憲理事長、興能信金・田代克弘理事長(9月11日、金沢市内)
十六FG、アプリ拡大で社員報奨金 東海最速で30万件突破

十六フィナンシャルグループ(FG)は9月10日、スマートフォンの「じゅうろくアプリ」がユーザー数30万件を突破した記念で、パートを含むグループ全社員に各3万円を支給した。 同社は業務提携するりそなホールディングス(HD)の協力を

くす玉を開けた(左から)十六FGの池田社長とりそなHDの南社長(9月10日、十六FG本社前)
日銀金沢支店、全体感では「下振れリスクが高い」 9月の金融経済月報

日本銀行金沢支店は9月10日、北陸3県の9月の金融経済月報を発表した。全体判断は「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」として据え置いた。 個人消費については、「物価上昇の影響などがみられるものの、持ち直している」

北陸地区の経済概況を説明する大川支店長(奥、9月10日、日銀金沢支店)
静岡県内地銀3行、カムチャツカ沖地震対応で意見交換

静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行は9月10日、防災担当者10人が集まり、情報連絡会議を開いた。7月30日に発生したカムチャツカ半島沖地震に伴う津波警報における行動を意見交換し、今後の取り組みに生かす。 各金融機関の「今回の警報は、

営業店での地震・津波対応などを確認した防災担当者(9月10日、静岡銀本部ビル)
浜松いわた信金、家具の寄贈を企画 製造業者から福祉施設へ

浜松いわた信用金庫(浜松市、髙栁裕久理事長)は地域貢献の一環で、製造業者から福祉施設への家具の寄贈を企画した。9月9日、寄贈先の福祉施設で贈呈式を開催。地元のアーティストに依頼し、会場をアート作品で飾った。 システムキッチンの扉

寄贈品を囲み記念撮影する竹内部長ら(左、9月9日、るぴなすスクール駒場)
富山第一銀、ネット支店口座“対面”で開設可能に

富山第一銀行は9月10日から、個人客が営業店の窓口を通じてインターネット支店の総合口座を開設できるようにする。これまで開設はネット支店に限っていたが、顧客からリアル店舗での利用を望む声が寄せられていた。利便性を高め、取引拡大につな

百五銀、萬古焼原料を確保 ブラジルルート開拓 

百五銀行は、三重県四日市市の伝統産業萬古焼(ばんこやき)の原料入手難を解決した。「産地存続の大問題」(熊本哲弥・萬古陶磁器工業協同組合理事長)に対し、ブラジル銀行と安定供給の道筋をつけた。「地域の事業者など関係者とともに、伝統産業

百五銀の川上取締役常務執行役員(左)と萬古焼を手にするブラジル銀東京支店長(左から3人目、8月26日、大阪市)

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