九州・沖縄

鹿児島相互信金、独自の奨学金融資広がる 県内7市町が導入

鹿児島相互信用金庫(鹿児島市、永倉悦雄理事長)が県内自治体と連携して行う奨学金プログラムの導入が広がっている。2016年に開始し、今年度から2町が加わり、現在は7市町と連携。長島町との第1号では、利用者の約半数がUターンして地元に

宮崎銀と高鍋信金、11月から通年ノーネクタイ

宮崎銀行と高鍋信用金庫は11月1日から、行職員のノーネクタイの通年実施を認める。働きやすい職場環境づくりが目的。 いずれも、個人の選択や場面に応じてネクタイの着用を判断できる。

十八親和銀、子ども食堂に食料を寄付 3者連携プロジェクト

十八親和銀行は、メットライフ生命保険、長崎国際テレビと連携し、地域の子供たちの健やかな成長を支援するために民間主導で「えがおみらいプロジェクト」を推進している。10月25日には、同プロジェクトの一環で県内の子ども食堂支援団体「なが

寄贈式に参加した(左から)メットライフ生命の福島太郎専務執行役員、ながさき子ども食堂ネットワークの数山有里事務局長、小西代表、野田執行役員総合企画部長(10月25日、長崎国際テレビ)
長崎県信保協、金融機関向け研修会 若手対象に50人参加

長崎県信用保証協会(上田裕司会長)は10月25日、長崎市内で県内の金融機関行職員向けに「信用保証業務合同研修会」を開催した。県内の十八親和銀行と長崎銀行、たちばな信用金庫、九州ひぜん信用金庫、長崎三菱信用組合、西海みずき信用組合か

グループワークでアドバイスする信保協職員(中央、10月25日、サンプリエール)
沖縄海邦銀、信用情報機関に顧客情報を漏えい

沖縄海邦銀行は10月25日、軍用地カードローン契約者の個人情報を、本人の同意なく個人信用情報機関に提供していたと発表した。提供先は全国銀行個人信用情報センター(KSC)と日本信用情報機構(JICC)。内部調査で判明した。 漏えい

佐賀・長崎県内5信金、女性職員の意見交換会 渉外増加を目指す

佐賀県と長崎県に本店を置く五つの信用金庫(唐津、佐賀、伊万里、九州ひぜん、たちばな)は10月24日、業務部の女性職員による意見交換会を開いた。女性渉外増加に向けた方策や、サポートの在り方を話し合うことが目的。5信金が女性活躍をテー

豊和銀、取引先の商品で課題解決 「Vサポ」説明会を開催

豊和銀行は10月24日、本店で販路開拓コンサルティング業務「Vサポート」の「取扱商品説明会」を開催した。Vサポート契約先4社の社長や担当者、全店(42カ店)の部店長や渉外担当者ら約130人が参加した。 Vサポートは、取引先のさま

説明会で「コテガワ」の商品を紹介する豊和銀の行員(10月24日、豊和銀本店)
金融列島 NEWS 九州、「コスメ」で世界に挑戦

「コスメティックサイエンス学環(仮称)の設置を目指す」――。佐賀大学は9月30日、化粧品分野を体系的に学ぶ学部相当の組織を2026年4月に設置する構想を発表した。国公立大学では初の試み。佐賀県は、化粧品関連産業の集積地をつくる「コ

おきなわFG、経営者版カレッジ開催 女性活躍加速に意見交換

おきなわフィナンシャルグループ(FG)は10月23日、沖縄県内18社の社長など経営陣を対象とした「女性活躍推進カレッジ~フェミエール~」を本店で開催した。2023年11月から24年9月まで、各社の女性幹部候補33人を集めて行った研

沖縄県内18社の社長など経営陣が集まり、女性活躍について意見交換した(10月23日、OKINAWA innovation Lob)
南日本銀、110周年CM放映 俳優・野村麻純さん出演

南日本銀行は、2023年に迎えた創業110周年を記念した企業イメージCMを放映している。これまでに計6本のシリーズが公開され、地元出身で俳優の野村麻純さんが出演。12月からはマイカーローンの新バージョンの放映を予定している。 C

南日本銀が生活の身近にいることを訴えるCM(南日本銀提供)
信金中金福岡支店・たちばな信金、日本海信金の年金旅行出迎え

信金中央金庫福岡支店(安井尚之支店長)とたちばな信用金庫(長崎県、塚元哲也理事長)は10月23、24日、佐賀県と長崎県で日本海信用金庫(島根県、徳富悠司理事長)の年金旅行客21人を出迎えた。 日本海信金の年金旅行団は

たちばな信金の役職員らが長崎港で出迎えた(10月24日、たちばな信金提供)
鹿児島信金、出店イベントでPR 売り上げ増や社員教育にも

鹿児島信用金庫(鹿児島市、市川博海理事長)は10月24日、鹿児島中央駅前のイベントスペースで取引先に商品の売り場を提供する「かしんチャレンジマーケット」を開催した。取引先の食品事業者に加え、自動車教習所などのサービス事業者も参加。

来場者にチラシを配布するマジオネットの亀田真朋さん(左、10月24日、アミュ広場)
琉球銀、24年9月期純利益予想35億円に上方修正

琉球銀行は10月24日、2024年4~9月期の連結純利益が前年同期比9.2%減の35億900万円になったようだと発表した。従来予想の23億円から上方修正した。 銀行単体で保有する株式の売却益が当初予想より上回り、個別業績予想を修

TKC九州会大分支部、中小企業支援で情報交換 県内金融機関など参加

TKC九州会大分支部(国実大治支部長)は10月22日、大分市内で「中小企業支援機関情報交換会」を大分県中小企業診断士協会と共催。県内金融機関の企業支援担当者やTKC会員税理士ら約40人が参加した。 中小企業支援に関する情報共有や

顧問先企業のDX化事例を説明する、税理士法人「IMC」の山下氏(10月22日、J:COM ホルトホール大分)
日銀福岡支店、景気判断を据え置き 九州・沖縄の金融経済概況

日本銀行福岡支店は10月22日、10月の九州・沖縄の金融経済概況を発表した。景気の全体感は「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」と、7カ月連続で判断を据え置いた。 各論についても全項目で判断を据え置いた。個人消費

九州・沖縄の金融経済概況を説明する佐久田支店長(10月22日、日銀福岡支店)
高鍋信金、奥霧島温泉郷をPR 祭りでガイドブック配布

高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)の高原支店は10月20日、高原町総合運動公園で開催された「日本発祥地祭り」でガイドブックを配布するなど奥霧島温泉郷をPRした。 同信金は全営業店で、各地域の活性化や課題解決につながる活動に自

温泉郷のガイドブックなどを配布する職員(右、10月20日、高原町総合運動公園、同信金提供)
佐賀信金佐賀医大前支店、地域支援のカギはスピード 介護施設を第三者承継

佐賀信用金庫佐賀医大前支店(福冨慎一郎支店長=職員7人うち渉外担当2人。パート1人)は、地域支援部との連携を通じて取引先の本業支援に取り組み、店舗表彰の地域支援部門で毎期トップクラスの成績を残す。スピード対応と日頃のリレーション構

第三者承継で取得した介護施設の前で話す福冨支店長(中央)と山口社長(右、9月26日、生活支援所おさき)
肥後銀、通帳発行手数料を新設

肥後銀行は10月18日、2025年4月から通帳発行手数料を新設すると発表した。紙の通帳からウェブ口座への移行により、二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する。 手数料は税込み550円で、発行日の翌月に口座から引き落とす。対象の取引

延岡信金、延岡市としんきんネットつなぐ アンテナショップ開店を支援

延岡信用金庫(宮崎県、黒木哲也理事長)は、延岡市が朝日信用金庫「上野しんきん館」に出展するアンテナショップ「延岡市 POP UP SHOP」の実現に協力した。しんきん地域創生ネットワーク(東京都)から案件を持ち掛けられ、市に紹介し

アンテナショップの出展に関する会見で発言する黒木理事長(右、10月18日、延岡信金提供)
熊本県信保協、職員向け研修を実施 経営支援のスキル向上

熊本県信用保証協会(田嶋徹会長)は10月18日、本所で職員向けに企業支援の研修を実施した。役職員28人が参加し、経営支援に関するスキルアップをめざす。 テーマは、「伴走支援の現場から ~中小・小規模企業に対する支援の在り方~」。

黒澤氏の講演に職員は熱心に耳を傾けた(10月18日、熊本県信保協、同協会提供)
大分県信組、二地域居住促進で連携 玖珠町・日本航空と

大分県信用組合(大分市、𠮷野一彦理事長)は10月16日、玖珠町、日本航空と「持続的な人流創造に関する協力覚書」を締結した。大都市と地方を行き来しながら生活する「二地域居住」を促進し、将来的に玖珠町への移住者拡大につなげる狙い。

覚書を結んだ(左から)大分県信組の𠮷野理事長、玖珠町の宿利政和町長、日本航空大分支店の小田和彦支店長(10月16日、玖珠町役場、大分県信組提供)
信金中金、福岡市から紺綬褒章 福岡信金が推薦

信金中央金庫は10月16日、福岡市役所で開催された紺綬褒章の伝達式に出席した。2022年2月に企業版ふるさと納税を活用した地方創生推進スキーム「SCBふるさと応援団」事業として1千万円を寄付したことが評価された。寄付先は同市の「音

伝達式に出席した(左から)野見山理事長、安井支店長、中村副市長(10月16日、福岡市役所)
おくやみ 安藤 昭三氏が死去 元大分銀頭取

安藤 昭三氏(あんどう・しょうぞう=元大分銀行頭取) 10月8日20時48分、老衰のため死去。96歳。 通夜・告別式は近親者のみで執り行った。喪主は妻の知子(ともこ)さん。お別れの会は、11月25日にオアシスタワーホテル(大分市

地銀13行、「半導体・日台協業PJ」参画 地域企業の参入支援

九州・沖縄地銀連携協定(Q-BASS)に参加する地方銀行13行は10月15日、九州大学や陽明交通大学(台湾)、九州経済連合会との「半導体・日台協業プロジェクト(PJ)」に参画することを発表した。 同PJは、九州大と陽明交通大が九

九州労金久留米支店、こども食堂を開催 福岡財務支局がマネー教室

九州労働金庫久留米支店(隈河努志支店長=職員17人)は10月12日、こども食堂を久留米支店ろうきん推進委員会と共催した。近隣の小学生とその家族34人が訪れた。 前半が財務省福岡財務支局による「キッズマネースクール」。講師は徳永敬

お金の勉強の後、カレーを食べる子供たち(10月12日、九州労金久留米支店)
鹿児島銀、キッチンカー開業講座 新産業創出で地方創生

鹿児島銀行は10月11日、本店ビル内の商業施設「よかど鹿児島」でフードトラックカンパニー(東京都)と「キッチンカー開業セミナー」を開いた。キッチンカー事業の開業を通じた新たな産業創出が目的。県内での創業、二次創業に関心を持つ約30

試食品を調理・提供する行員ら(10月11日、よかど鹿児島)
金融列島 NEWS 九州、グループでDXを支援

南九州の地銀は、グループ内のシステム会社と連携し、取引先のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援に注力している。 宮崎銀は、グループの宮銀デジタルソリューションズと取引先を訪問し、ヒアリングなどを通じてDXで生産性向上や業務

宮崎県中小企業支援NW、人材採用方法を指南 金融機関の要望で初開催

宮崎県内金融機関などが参画する宮崎県中小企業支援ネットワーク(NW、事務局・宮崎県信用保証協会ほか)は10月10日、「最小限のコストでおこなう効果的な採用方法」と題した勉強会を開催した。NWを構成する金融機関行職員や地元企業が対象

地元企業の人事担当者らは熱心に講義を聞いていた(10月10日、宮崎県庁)
鹿児島信金、不要になった制服寄付 職員のSDGs理解に

鹿児島信用金庫(鹿児島県、市川博海理事長)は、職員のSDGs(持続可能な開発目標)への理解増進のために不要となった制服を寄贈する取り組みを始めた。リユース・リサイクル業の「日本リユースシステム」への寄贈を通じて、制服はカンボジアな

不要となった制服をキットに入れる(左から)総務部の原口主任調査役と相良菜季紗副調査役(10月9日、鹿児島信金本部)
佐賀銀・十八親和銀、若手経営者の会 隣県同士で交流深める

佐賀銀行と十八親和銀行は10月9日、長崎市内で若手経営者が対象の「お客さまビジネス交流会」を開催した。初めての共催で、約60人が参加。県境を越えて、経営者同士が交流を深めた。 佐賀・長崎両県の事業者が交流することで、新たなビジネ

あいさつする坂井頭取(左)と山川頭取(10月9日、ホテルヒルトン長崎)

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