九州・沖縄

宮崎県信金協、女子バレー大会開催 3信金が総当たり戦

宮崎県信用金庫協会(近藤真司会長=高鍋信用金庫理事長)は9月13日、高鍋町体育館で「県内信用金庫女子バレーボール大会」を開催した。宮崎第一、延岡、高鍋の3信金から若手女子職員が参加。3チームが総当たり戦を行い、高鍋信金が2連勝して

熊本銀大矢野支店・松島支店、“天草船主〟支え貸出伸長 渉外の知見高め人脈拡大

熊本銀行大矢野支店・松島支店(満尾優一支店長=行員7人うち渉外3人。スタッフ3人)は、「天草船主」と呼ばれる内航海運事業者など海運関連業者を支える融資に注力する。渉外担当者の海運に関する知見を高めるほか、船主の会合に積極的に出席し

取引先の船の写真が飾られた部屋で話し合う満尾支店長(右)と松村崇史課長代理(9月3日、熊本銀大矢野支店・松島支店)
鹿児島銀、障がい者雇用率が上昇 外部と採用・定着で連携

鹿児島銀行は継続的な障がい者雇用の強化に取り組んでいる。公的機関との連携により採用や定着の促進を図ったことが奏功し、2024年度の障がい者雇用率は2.6%に上昇した(23年度は1.85%)。法定雇用率を0.1ポイント上回り、障害者

ふくおかFG、観光地の集客に資金補助 1事業200万円上限に

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は9月12日、観光地の集客活動など地域振興に取り組む企業を支援するファンドの新設を発表した。ファンドの名称は「九州リブランディングファンド2025~2026」。ファンド総額は2000万円で、1

豊和銀別府支店、宿泊業向け商品の説明会 温度管理システムを体験

豊和銀行別府支店(執行役員渡邉寛支店長)は9月12日、「取扱商品説明会」を開いた。別府市内と湯布院支店の行員約30人が参加。店舗周辺が観光地である地域性を踏まえ、宿泊業の業務効率化に資する商品を体験型で学んだ。 「取扱商品説明会

「温度管理システム」の仕組みを紹介する一丸社長(9月12日、別府支店)
日銀福岡支店、景気判断据え置き 関税交渉進展で「先行きの不安和らぐ」

日本銀行福岡支店は9月12日、9月の九州・沖縄の金融経済概況を発表した。景気の全体感は「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」と、18カ月連続で判断を据え置き。各論でも基調判断を据え置いた。会見で佐久田健司支店長は日

自動車輸出の動向などを説明する佐久田支店長(9月12日、日銀福岡支店)
九州FG、AI統括室新設 グループ全体の戦略策定

九州フィナンシャルグループ(FG)は10月1日、グループ全体のAI(人工知能)戦略統括、ガバナンス整備を担う「AI統括室」を新設する。 AI統括室はデジタルイノベーション部内に新設する。AIに関する基本方針や戦略を策定し、グルー

佐賀県信組協、障がい児家族を支援 「ケアマミ」に7万円寄付

佐賀県信用組合協会(芹田泉会長=佐賀東信用組合理事長)は9月12日、障がい児を育てる家族支援の団体「ケアマミ」(佐賀市)に7万8375円を寄付した。信組業界が取り扱う「ピーターパンカード」の利用額の一部を寄付に充てた。 佐賀東信

山下代表に目録を手渡す田中監事(左、9月12日、佐賀東信組本店)
鹿児島銀、本部組織を改編 AI推進体制強化

鹿児島銀行は10月1日付で本部組織の一部を改編する。デジタル統括部にある「データ活用推進グループ」を「AIソリューショングループ」に名称変更し、業務プロセス改革や戦略的なAI(人工知能)活用を進める体制を整える。 近年、金融機関

福岡信金、福岡市社協に米贈呈

福岡信用金庫(福岡市、野見山幸弘理事長)は9月11日、福岡市社会福祉協議会に米や菓子など食料品を寄付した。福岡市市民福祉プラザで贈呈式を開き、野見山理事長自ら米を社協職員に手渡した。 福岡市社協は、市内の子ども食堂へ食料品を寄贈

食料品を手渡す野見山理事長(左、9月11日、福岡市市民福祉プラザ、福岡信金提供)
豊和銀、NPO団体に助成金贈呈 累計交付先70団体に

豊和銀行は9月11日、本店でNPO団体5先へ助成金を贈呈した。2008年度に始めた「NPO団体への助成金制度」の一環で、大分県内の教育・福祉活動の発展に役立てる。今回で、交付先は70団体となった。 25年度は、県内18団体から応

NPO団体へ助成金を贈呈する権藤頭取(左、9月11日、本店)
筑後信金、大学生と地元企業結ぶ 自治体広報誌の制作通じ

筑後信用金庫(福岡県、丸山裕一理事長)は、福岡県うきは市の広報誌制作の一部を受託し、地元企業と大学生の接点構築に取り組んでいる。学生が企業を取材して広報誌に記事を掲載するもので、2018年度から続けている。 市内事業所の魅力発信

堤木材の社員(右)から工場の説明を聞く学生ら(8月20日、堤木材)
みんな銀、スキマバイトにBaaS提供 スムーズな給振り目指す

みんなの銀行は9月11日、人材サービスのワールドホールディングス傘下でスキマバイトサービスを手がけるワールドスタッフィング(福岡市)と「金融を活用した価値共創にかかる基本合意書」を締結したと発表した。振込API(データ連携の接続仕

肥後銀、営統をマーケティング部に 顧客ニーズ重視の姿勢示す

肥後銀行は10月1日、営業統括部を「マーケティング部」に改称するなど本部組織の一部を改定する。銀行の営業推進部署が“マーケティング”を冠するのは珍しく、組織名を変更することで顧客ニーズに寄り添った営業姿勢を内外に示す。部内にマーケ

たちばな信金北支店、収益物件の需要に対応 スピードで実績積み上げ

たちばな信用金庫北支店(田中智幸支店長=職員10人うち営業3人)は、半導体工場の新設による人口増加で高まる収益物件の需要に対し、スピードを重視した融資に尽力する。相談を受けてから1週間以内の回答を意識し、2024年度は数億円規模の

中川建設の中川代表(右)と情報交換する前田次長(左)と田中支店長(8月21日、中川建設大村店)
大分銀、「企業版ふる納」仲介 自治体との“出会い”創出

大分銀行は「企業版ふるさと納税」の仲介に力を入れる。自治体に貢献したいという取引先の思いを形にするためサポート。寄付を通じ、自治体と取引先との“出会いの場”を作るパイプ役を担う。2025年8月末時点で、27件のマッチングを支援した

「企業版ふるさと納税」へ理解を深めてもらうプロジェクト集
沖縄海邦銀、スマイル基金設立 貧困解消と金融リテラシー向上へ

沖縄海邦銀行は9月5日、社会課題解決に向けて一般財団法人「かいぎんスマイル基金」を設立したと発表した。同行営業店と連携し、沖縄県の貧困の解消や金融リテラシー向上につなげる。設立日は8月8日。 同基金を通じて、毎年1月頃に貧困解消

鹿児島銀の商業施設でのど自慢大会、南日本銀チームが参加

鹿児島銀行が運営する同行本店ビル内の完全キャッシュレス商業施設「よかど鹿児島」は9月7日、チーム対抗のど自慢大会2025を開催した。同施設から地域の活性化を目指す取り組みで、同行のキャッシュレスアプリの「Payどんプレゼンツ 地元

南日本銀のチームはディズニー映画アラジンをモチーフにした演技を披露(9月7日、よかど鹿児島)
大分信金、デジタル支援を積極化 地元企業と“攻め”の声かけ

大分信用金庫(大分市、木村浩樹理事長)は、取引先のデジタル化支援を積極化していく。これまではニーズがあれば専門家を紹介する受け身の姿勢だったが、地元IT企業との連携を生かして“攻め”の支援体制を構築する。 デジタル化支援の高度化

福岡信金が100周年式典、「守旧、改新」の姿勢で支援誓う

福岡信用金庫(福岡市、野見山幸弘理事長)は9月6日、福岡市内のソラリア西鉄ホテル福岡で創業100周年の記念式典を開催した。来賓や総代、役職員など約200人が出席。あいさつで、野見山理事長は「古き良きものを継承し、新しきものを取り入

100周年の感謝を述べる野見山理事長(9月6日、ソラリア西鉄ホテル福岡)
十八親和銀、女性経営者が意見交換 「自己肯定感」への思い共有

十八親和銀行は9月5日、長崎県で活躍する女性経営者が意見交換を行う「ながさきWOMANコネクト」を佐世保市内で行った。2024年8月の長崎会場に次ぐ2度目の開催で、県内企業の女性役員や幹部ら約50人が参加した。 長崎県経済の持続

日ごろの経営体験を語り合う女性経営者(9月5日、ハーバーテラスSASEBO迎賓館)
福岡県信組、福祉事業向け融資推進 独自視点の単独支援

福岡県信用組合(福岡市、吉丸秀利理事長)は、社会福祉事業者向け融資に積極的に取り組んでいる。2024年度に受け付けたのは計4億3350万円。強みは、独自の着眼点を生かしたプロパー融資だ。 営業エリアの福岡県南部は、広大な土地と地

金融列島 NEWS 九州、被害防止へ〝汗〟をかく

対策と手口のいたちごっこが続く特殊詐欺。佐賀県では、ニセ電話詐欺の件数が2025年上半期で138件と24年(157件)を上回るペースで発生している。 県内金融機関は24年11月に九州地区でいち早く地元金融機関と佐賀県警が情報共有

日銀熊本支店、豊蔵支店長が就任会見 「企業の生の声届ける」

日本銀行熊本支店は9月4日、8月25日付で就任した豊蔵力支店長(48)の就任会見を開いた。総務人事局へ異動した田原謙一郎・前支店長も同席した。 豊蔵支店長はニューヨーク駐在や香港事務所長を務めるなど海外経験が豊富。広報や経理、秘

抱負を語る豊蔵支店長(右)と同席した田原前支店長(9月4日、日銀熊本支店)
佐賀信金、フードバンクなどへ寄付 3団体に28万円ずつ

佐賀信用金庫(佐賀市、坂田慎一郎理事長)9月4日、フードバンクさが、さが緑の基金、佐賀県社会福祉協議会にそれぞれ約28万円を寄付した。 4~6月末に取り扱った「さがしん寄付型SDGs地域応援定期預金」の取扱総額(16億8453万

坂田理事長(右)から「フードバンクさが」の干潟理事長に目録が手渡された(9月4日、佐賀県社会福祉協議会)
鹿児島相互信金、フコクしんらい生命とNPOに「共同寄付」

鹿児島相互信用金庫(鹿児島市、永倉悦雄理事長)は9月4日、フコクしんらい生命保険と共同でNPO法人に5万4000円を寄付した。同生保の保険商品の販売件数に応じて毎年「共同寄付」を行っており、今回で4回目。 対象の保険は「ハローキ

寄付金贈呈式で感謝状を受け取る永倉理事長(左、9月4日、本部)
琉球銀、医業承継の支援強化 医師会と情報連携

琉球銀行は、診療所を中心とする医業の承継支援を強化する。9月3日、沖縄県の金融機関で初めて医師会と連携協定を締結。支援や買収のニーズ情報を交換し、M&A(合併・買収)仲介などにつなげる。 県内では後継者不在による診療所の廃業が増

協定締結式に出席した(左から)小谷怜・医療・福祉推進グループ長、比嘉一史・法人事業部長、友利博朗・那覇市医師会長ら(9月3日、那覇市医師会館、琉球銀提供)
佐賀銀、キャッシュレス推進 加盟店1万件めざす

佐賀銀行は、キャッシュレス加盟店サービスを通じた地域キャッシュレスの普及を進める。2024年10月に琉球銀行と「包括加盟店契約」を締結し、アクワイアリング事業の知見やシステムなどの提供を受けてスタート。25年3月末の加盟店数は12

宮崎銀と2信金、DXセミナーで連携 アライアンスが初開催

宮崎銀行と、宮崎県の高鍋信用金庫と延岡信用金庫が連携する「ひなたアライアンス」は9月3日、合同で取引先事業者向けの「DX推進セミナー」を開催した。同行本店での会場受講と、オンライン視聴を合わせて100人以上が参加した。 アライア

あいさつする(左から)横山次長、吉永副部長、石村主任調査役(9月3日、宮崎銀本店)
南日本銀、店舗ブロックを再編 一部営業時間の変更も

南日本銀行は9月3日、店舗ブロックの再編と窓口営業時間の変更を10月1日に実施すると発表した。地域特性に応じた店舗機能の最適化とサービス向上が狙い。 ブロック再編では、これまで「鹿児島市内第2ブロック」に属していた脇田支店など1

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