九州・沖縄

熊本銀、御船町と包括連携協定 事業者の販路拡大など支援

熊本銀行は10月17日、御船町(熊本県)と包括連携協定を締結した。産業振興や企業誘致、海外経済交流などで連携を進める。同町が金融機関と連携協定を結ぶのは初めて。 御船町には高速道路のインターチェンジがあり、企業進出などが期待でき

協定締結式に参加した坂本頭取(左から5人目)ら関係者(10月17日、御船町役場、熊本銀提供)
西日本シティTT証券、資産運用セミナー開催 テーマはプライベート・アセット

西日本シティTT証券は10月17日、福岡市内で「プライベート・アセット投資入門セミナー」をリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催した。最近注目されはじめたプライベート・アセット(上場していない企業の株式やローン、インフラ設備な

プライベート・アセットの特長やポイントなどを解説する井上部長(10月17日、博多座・西銀ビル)
鹿児島相互信金、金融通じ脱炭素支援 企業価値向上も実現

鹿児島相互信用金庫(鹿児島市、永倉悦雄理事長)は、ファイナンスを通じて取引先事業者の脱炭素経営の取り組みを支援している。持続可能性に貢献するだけでなく、省エネにつながる設備投資などを上手に活用すればコスト削減や企業価値を高められる

省エネ化したボイラーなどを説明する(左から)今村社長、鹿屋係長、指宿支店の山元暢寿支店長、鳩宿敬祐融資代理(10月2日、指宿市の「こころの宿」)
金融列島 NEWS 九州、外資買収に複雑な思い

「ヴィトン系ファンド、関家具を買収へ」――。地元紙1面を見て、金融機関関係者は驚いた。”家具の街”福岡県大川市を代表する家具卸売り大手の関家具を、高級ブランドのルイ・ヴィトングループなどが出資するファンドが買収するという。ファンド

十八親和銀、「深掘り特命チーム」が業界課題を解決 大手事例は他社に応用

十八親和銀行は、業界特有の課題解決に向けた新体制を構築し、運用の定着を進めている。長崎県内の大手企業が抱える問題を分析・解決し、同業他社に応用する取り組みだ。4月に専門チームを立ち上げ、現在は酒造会社や運送大手の課題解決にあたって

ふくおかFG、半導体企業の人材不足解消へ インドネシアの学生を紹介

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は10月15日、人材派遣業を営むワールドインテック(福岡市)やインドネシアの工業系職業大学などと「インドネシアの工業系人材活用における連携協定」を結んだ。人材不足に悩む九州地区の半導体企業を対

調印式に参加する成瀬取締役執行役員(右端)(10月15日、インドネシア、ふくおかFG提供)
筑邦銀、投資先がナスダック上場 ハンズオン支援で成果

筑邦銀行は10月15日、出資する「ちくぎん地域活性化ファンド」の投資先が米ナスダック市場へ新規株式公開(IPO)したと発表した。同ファンドの投資先が上場するのは初めて。投資後に行ってきたハンズオン支援が成果につながった。 上場し

鹿児島信金、吹奏楽部が受賞 地域貢献評価され

鹿児島信用金庫(鹿児島市、市川博海理事長)の吹奏楽部は、MBC南日本放送などによる「MBC賞」を受賞した。10月10日に鹿児島市内で表彰式が開かれ、トロフィーと副賞(50万円)が贈呈された。 地域の発展に貢献し、今後の活躍が期待

表彰式には市川理事長(前列中央)らが参加した(10月10日、城山ホテル鹿児島、MBC提供)
大分みらい信金、取引先のDXを支援 展示会でヒント提供

大分みらい信用金庫(大分県、森田展弘理事長)は、取引先のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。システム機器を紹介する展示会を継続開催し、業務効率化のヒントを提供。「実際にシステム機器を見て、体験してもらい、導入ニーズ

事業者から自社製品の説明を聞く参加者(9月17日、本店)
南日本銀、DX認定を取得 九州地区第二地銀で初

南日本銀行は10月14日、経済産業省が定める「DX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度」に基づく「DX認定事業者」に認定されたと発表した。認定日は10月1日。九州の第二地方銀行としては初の取得となった。 同制度は「情報処

大分信金、〝失敗〟事例語り合う 若手渉外に学びの場

若手渉外担当者に情報交換の場を――。大分信用金庫(大分市、木村浩樹理事長)は、若手職員同士が推進事例を語り合う「アフターミーティング」で、推進力向上に取り組む。職員が話した事例をもとにその都度、中堅職員が着眼点や提案手法を解説。日

グループでミーティングする中堅・若手職員(9月17日、だいしんギャラリー、大分信金提供)
九州FG地域商社、日本茶輸出をスタート 海外事業の柱へ

九州フィナンシャルグループ(FG)の地域商社「九州みらいCreation」は、日本茶の輸出事業を開始した。熊本・鹿児島などの県産品を仕入れ、国内外のバイヤーへ販売するビジネスを手がけているが、6、7月に少量でスタートした日本茶輸出

抹茶の説明を聞くウルタードさん(9月30日、鹿児島市の池田製茶)
ふくおかFG、スタートアップイベント開催 地銀協賛の交流イベントも

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は10月10日、福岡市内で大規模なスタートアップ支援イベント「FFGみらいの会議」を開催した。ピッチイベントや新興企業の資金調達に関する講演、マッチング相談会などを実施。このほか、地域銀10行

地銀10行によるクロステック・イノベーション(10月10日、ワン・フクオカ・ビルディング)
福岡3JA、26年4月に合併へ 正組合員数県内最多に

福岡県内の3農業協同組合(にじ・みい・久留米市)は10月10日、2026年4月の合併に向けた予備契約調印式を久留米市内のホテルで開いた。合併後は、正組合員数が県内最多になる見込み。県内JAの合併は、13年の福岡京築農業協同組合発足

組合長や市町トップが参加した予備契約調印式(10月10日、ホテルニュープラザ久留米)
南日本銀、福澤朗さん招き文化経済講演会 「思いやり」の大切さ伝える

南日本銀行は10月8日、鹿児島サンロイヤルホテルで「なんぎん文化経済講演会」を開いた。今回で35回目。フリーアナウンサーの福澤朗さんを講師に招いた講演会に、個人顧客や若手経営者の会「南友会」会員など約500人が来場した。 福澤さ

西日本シティ銀、「戦略人財」を計画育成 高い専門性備え配置

西日本シティ銀行は、コンサルティング、デジタルトランスフォーメーション(DX)、企画など高い専門性を備える行員を「戦略人財」と定義し、計画的な育成を進める。保有資格や実務経験に応じて「スペシャリスト」「コア人財」「ベース人財」に認

佐賀県内金融機関、手形・小切手の電子化で対応会議

佐賀県内金融機関は10月8日、佐賀市内で手形・小切手の全面電子化に向けた対応会議を開催した。佐賀銀行をはじめ県内に本店を置く8金融機関、佐賀財務事務所から16人が参加した。 全面電子化を前に、各金融機関の取り組み状況などの情報共

手形・小切手を扱う部署の担当者間で、電子化の取り組み状況や課題などを共有した(10月8日、佐賀銀事務センター)
日本公庫宮崎支店など、新興がDXサービス提案 ピッチイベント開催

日本政策金融公庫宮崎支店と延岡支店は10月8日、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援を手がけるスタートアップ企業2社が登壇する「ピッチイベント」を開催した。東京・大阪に拠点を構える2社が、宮崎の中小機事業者ら16人に対し提

地銀13行連携の「Q‐BASS」、九州半導体展に初参加 パネル討論への登壇も

九州地区や沖縄県、山口県の地域銀行13行が参画する「九州・沖縄地銀連携協定」(Q‐BASS)は、10月8、9日に福岡市内で開催する「半導体産業展」に初めて出展した。初日は基調講演とパネルディスカッションを行い、半導体産業の誘致や振

パネルディスカッションに参加する田中室長(右、10月8日、マリンメッセ福岡)
大分県信組、美術展の表彰式開く 県民から152作品

県民のための美術展を――。大分県信用組合(大分市、𠮷野一彦理事長)は10月8日、「第34回けんしん美術展」の表彰式を本店で開いた。2025年度は、大分県在住者の152人の美術作品から、20人が入賞。𠮷野理事長が表彰状を手渡した。

三野さん(右)に表彰盾を手渡す𠮷野理事長(10月8日、本店)
長崎三菱信組深堀支店、渉外と窓口でペア推進 保険成約やローン獲得

長崎三菱信用組合深堀支店(井上大輔支店長<10月1日付で北支店長>=職員10人うち渉外4人。派遣1人)は、渉外係と窓口係のペア推進で業績を伸ばしている。2024年度下期は業績表彰の全9項目中8項目を達成し、最優秀賞を獲得した。

毎朝のペアロープレで推進話法を磨く職員(9月2日、深堀支店)
鹿児島銀、デジタル化機運を醸成 地元企業にDXを提案

鹿児島銀行は10月5、6の2日間、本店ビル1階の商業施設「よかど鹿児島」などで「デジタルの日2025in鹿児島」を開催した。地元のファミリー層や企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)担当者らにさまざまな技術に触れてもらうこ

来場者にDXソリューションを提案するイベント協力企業(10月6日、よかど鹿児島)
西日本FHD、デジタルイベント開催 親子でAIやVR体験

西日本フィナンシャルホールディングス(FHD)は10月5日、福岡市のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」でデジタルイベントを開いた。親子連れが来場してeスポーツやVRなどを体験した。 イベントは「FU

親子でeスポーツ挑戦する子どもたち(10月5日、Fukuoka Growth Next)
宮崎銀など、学生ビジコン開催 5校9チームがプレゼン

宮崎銀行などは10月4日、「第6回宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」の決勝プレゼンテーションを宮崎市内で開いた。県内の大学や高等専門学校5校から選ばれた9チームが、アイデアや研究成果を事業化する計画を発表した。 コンテストは、

宮崎銀行賞のプレゼンターを務めた渡辺友樹常務(左、10月4日、メディキット県民文化センター)
大分銀、学生と観光プラン考案 宇佐の酒造PR強化

大分銀行は、地域活性化を地元の学生と後押しする。地域創造連携協力を結ぶ大分県宇佐市と大分大学による産官学の連携組織「おおいた地域連携プラットフォーム」の3者で、学生に地域を学ぶ機会を提供。同市の「酒蔵ツーリズム」に学生の視点を取り

観光プランの立案をサポートする高橋推進役(大分大学提供)
肥後銀、ブルーカーボン波及へ クレジット購入推進

肥後銀行は、ブルーカーボンから生み出される「Jブルークレジット」の購入を取引先に後押しする。同行は金融機関で初めて、主体的にブルークレジットの取得を実現。このクレジットを自然資本・生物多様性保全に関心の高い熊本県内企業に購入しても

琉球銀、定期預金で地域貢献 最大600万円寄付

琉球銀行は10月2日、地域貢献のために寄付する定期預金「まごころ」を広くPRするための会見を開いた。10月1日から半年間取り扱う。 寄付型の定期は同行初。集まった金額の0.03%(最大600万円)を寄付する。地域課題の解決を目指

会見に参加した菊地専務(左から3人目)、本永和志・営業統括部長(同4人目)、寄付先の(左から)おきなわアジェンダ 21 県民会議、世界自然遺産推進共同企業体、沖縄被害者支援ゆいセンター、おきなわ子ども未来ネットワークの各役員(10月2日、琉球銀那覇ポートビル、琉球銀提供)
西日本シティ銀、食品ロス削減の取り組み評価 福岡県知事表彰で大賞

西日本シティ銀行は10月2日、福岡県が主催する2025年度「福岡県食品ロス削減優良取組知事表彰」で大賞を受賞したと発表した。 同表彰は、県内の食品ロス削減の機運醸成などを狙いに、優れた活動を表彰。同行は、役職員が家庭などで使いき

福岡ひびき信金、DX人材育成を強化 インスタ活用や業務改善

福岡ひびき信用金庫(北九州市、井倉眞理事長)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成を進める。2024年4月にシステム部内に設置した「DX推進室」でデジタル関連の企画や実務を通じて養成。25年4月に配属された女性職員

打ち合わせする(左から)太田さん、德部さん、吉田業務執行役員部長(9月10日、ATOMica北九州)
金融列島 NEWS 九州、障がいに寄り添う採用

ハローワークかごしまは9月17日、障がい者の就職・採用をマッチングする「障害者就職面接会」を鹿児島市内で開催した。34社が面接ブースを出し、175人が就職活動に臨んだ。なかでも自動車ディーラーや金融機関は人気で、面接待ちの列ができ

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