中国・四国

【都市対抗】12年ぶり金融対決は明治安田が勝利、四国銀から逃げ切る

第95回都市対抗野球大会は7月26日、2回戦が行われた。第3試合では四国銀行(高知市)と明治安田(東京都)が対戦。12年ぶりの金融対決は序盤、中盤で効果的に得点した明治安田が4対1で勝利した。 金融機関同士が本大会で直接対決する

2回ウラ、タイムリー三塁打を打ちガッツポーズをする明治安田・伊藤(7月24日、東京ドーム)
岡山県内12機関 投資・ロマンス詐欺を防げ “オール岡山”のチラシ配布

岡山県内に本店を置く12金融機関などは7月26日、SNS型投資・ロマンス詐欺被害防止に向けた啓発活動を連携して行うと発表した。 参加するのは中国銀行、トマト銀行、岡山県の全7信用金庫(おかやま、水島、津山、玉島、備北、吉備、備前

SNS型投資・ロマンス詐欺への注意を促す啓発チラシを配る吉備信金の武政賢二・コンプライアンス統括室長(中央)と中国銀の細羽執行役員(右奥、7月26日、岡山市)
全信組連広島支店、IT・DX推進会議を開く 中・四国の9信組が集結

全国信用協同組合連合会広島支店(小松道広支店長)は7月26日、中・四国の信用組合向けに「IT・DX(デジタルトランスフォーメーション)推進会議」を開いた。各信組の業務効率化や営業店事務負担軽減になる取り組みを後押しする狙い。9信組

「IT・DX推進会議」には、9信組から16人が集まった(7月26日、全信組連広島支店)
津山信金、津山商議所と連携協定 事業承継の情報共有

津山信用金庫(岡山県、松岡裕司理事長)は7月26日、津山商工会議所と事業承継支援に関する連携協定を結んだと発表した。事業者の廃業を防ぎ、地域経済の活性化などが目的。締結日は7月16日。 連携に伴い、事業承継に関連した情報やノウハ

伊予銀、ビジカジ全面導入へ 女性行員の制服廃止

伊予銀行は7月26日、ビジネスカジュアルの全面導入に伴って女性行員の制服を廃止することを発表した。2025年2月28日から実施し、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進や創造性あふれる組織風土の醸成

名南M&A、しまね信金と提携

名南M&A(愛知県)は7月25日、しまね信用金庫(島根県、藤原俊樹理事長)とM&A(合併・買収)業務に関する業務提携を締結した。同信金は、今回の業務提携を機に事業承継支援やM&A支援業務を連携して取り組むことにより、島根県の中小企

名南M&Aの青木将人取締役情報開発本部長 (左)としまね信金の藤原理事長(7月24日、名南M&A提供)
【インサイト】ものばんく 北村優知 執行役員営業企画部長

日本のリユース市場は、将来的な規模拡大が見込まれる潜在性と、品質の高さなどから注目が集まる。国内最大級の中古品BtoBネットオークションを営む「ものばんく」(山口県)は「正直な商売」をモットーに、オークション落札価格を公開し、業界

山口FG、デジタル人材育成へ協働 中国経産局から委託

山口フィナンシャルグループ(FG)傘下のYMFG ZONEプラニング(YMZOP)は7月25日、中国地域のデジタル人材を育成する事業に参加する企業の募集を開始した。上限12社で、2023年度は8社が参加した。中国経済産業局から24

ひろぎんHD、配当で美術館を支援 自己株処分し信託設定

ひろぎんホールディングス(HD)は7月25日、公益財団法人ひろしま美術館の継続的な活動原資確保を支援するため、同社株式の配当から資金を拠出するスキームを設定すると発表した。 三菱UFJ信託銀行を受託者、日本マスタートラスト信託銀

ひろしま美術館(7月25日)
トマト銀、IT企業の私募債受託 寄付先がJ-クレジット還元

トマト銀行は7月25日、おかやまの森整備公社を寄付先に選んだ『トマトSDGs(持続可能な開発目標)私募債「地方創生コース」』を地元IT企業から初めて受託したと発表した。 同私募債では、私募債発行金額の0.2%相当をSDGsにつな

備前日生信金、全職員を認知症サポーターに 7月から各営業店で研修

備前日生信用金庫(岡山県、中田由紀人理事長)は、地域の高齢者や家族が安心して取引できる体制を整える。7月から各営業店で「認知症サポーター」の研修を始めており、全職員が受講する予定だ。24日には、日生営業部で研修を行った。 地域の

参加した職員は、認知症を発症した顧客への対応などを学んだ(7月24日、日生営業部)
百十四銀、電子看板で広告事業開始 月11万人の来店客へPR

百十四銀行は8月1日、香川県内全50カ店のデジタルサイネージ(電子看板)を活用した広告サービスを開始する。取引先や自治体に対して、商品やイベント、地域情報を発信する場として役立ててもらう。 各店のロビーに設置している主に43イン

高松東営業部の店頭ロビーに設置されている電子看板(百十四銀提供)
広島みどり信金、交通違反と人身事故ゼロ 安全運転のプラチナ賞受賞

広島みどり信用金庫(広島県、小林明宗理事長)は7月24日、庄原警察署で「令和6年第一期(1~4月)優秀安全運転事業所」のプラチナ賞の表彰を受けた。表彰先は自動車安全運転センターと広島県警察が審査する。同賞の受賞は県内金融機関で初。

優秀安全運転事業所の表彰式に参加した(左から)光本所長、山本・業務課長、小林理事長、住田署長(7月24日、庄原市)
百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談

ウェルビーイング(WB=心身の健康と幸福)をキーワードに、魅力ある職場づくりを実践している百十四銀行と伊予銀行。取り組みの起点となる人事部を率いる百十四銀の谷山香織部長(49)と伊予銀の杉野里佳執行役員部長(52)が対談し、考え方

意見を交わす百十四銀の谷山人事部長(左)と伊予銀の杉野執行役員人事部長(7月11日、伊予銀本店)
玉島信金、女性後継者の組織設立 13人が親睦深める

玉島信用金庫(岡山県、宅和博彦理事長)は7月23日、女性後継者のために新しい顧客組織を立ち上げた。地域の女性経営者・後継者のネットワークづくりなどが目的。設立総会や交流会などを開催し、13人が参加した。 組織名称は「たましん女性

参加者は食事をしながら、和気あいあいと親睦を深めた(7月23日、倉敷アイビースクエア)
中国経済連合会や中国財務局など、地域DX支援組織を発足

中国経済連合会や中国財務局、中国経済産業局は7月23日、「中国地域DX推進支援ネットワーク」のキックオフ講演会を開催し、新組織を発足させた。中堅・中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進における支援機関となる金融機関

DX支援の秘訣(ひけつ)を解説した河﨑室長(7月23日、Hiromalab)
百十四銀、高松市と連携協定 「ゼロカーボンシティ」実現へ

百十四銀行は7月23日、高松市と脱炭素社会の実現に向けた連携協定を締結した。2050年までに二酸化炭素排出量が実質ゼロの都市「ゼロカーボンシティ」を目指す同市の取り組みに協力する。 脱炭素に関する取り組みを目的とした連携協定を地

協定書を手に持つ(左から)大西市長と森頭取(7月23日、高松市防災合同庁舎)
観音寺信金、利子補給4事業で採択 地域の脱炭素化促進

観音寺信用金庫(香川県、須田雅夫理事長)は7月23日、環境省と経済産業省が実施する計4利子補給事業で指定金融機関に採択されたと発表した。いずれも脱炭素経営に向けた取り組みを支援する内容で、同事業を活用しながら地域の脱炭素化を促進し

愛媛県内3金融機関、急増する特殊詐欺を防げ 警察と連携深め対策検討

愛媛県内の3金融機関(伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫)は7月23日、愛媛県警察と詐欺被害防止に向けた連携会議を開催した。急増する特殊詐欺やロマンス詐欺への対策を検討するため、同県警本部に金融機関12人と県警の詐欺対策チームが集ま

金融機関の危機管理担当者らと、県警の特殊詐欺対策室員らが集まって情報を共有した(7月23日、愛媛県警察本部)
広島信金、2年目のモヤモヤ解消 新任渉外が先輩交流研修

広島信用金庫(広島市、川上武理事長)は、入庫2年目の新任渉外担当者が先輩職員と交流する「新任渉外研修」を初めて実施した。2年目職員の渉外活動に対する不安の払しょくと同期の連携を深めるのが狙い。7月19、22日に同信金研修センターで

昼食をとりながら新任渉外担当者の質問に答える入庫4年目の前田寛登氏(左から2人目、7月19日、広島信金研修センター)
中国銀、住宅ローン手続きウェブ化 事前審査は最短30分も視野

中国銀行は7月22日、住宅ローンの申し込み手続きをウェブ化した。5月に公表した「ちゅうぎんDX戦略」の一環で、顧客利便性を高めるのが狙い。 従来、紙と人を介して平均3日かかっていた事前審査は、ウェブ対応による申し込み自動化と申し

「ひと涼みしませんか?」 高松信金が全店に避暑シェルター開設

高松信用金庫(香川県、大橋和夫理事長)は7月22日、本店営業部を含む全営業店30カ店で冷水や塩飴を提供する「避暑シェルター」を開設した。厳しい暑さが続くなか、10月末まで設置し地域住民の熱中症防止に役立ててもらう。 香川県内の金

ウォーターサーバーから冷水を紙コップに注ぐ来店客(7月22日、本店営業部)
トマト銀、DX推進研修を初開催 取引先から15人が参加

トマト銀行は7月22日、デジタルトランスフォーメーション(DX)について学ぶ研修を取引先向けに初めて開いた。人手不足などを抱える中小企業の持続的な成長を支える狙い。約6時間の研修で、受講料は3300円(税込み)。取引先11社から1

参加者は講師の中村氏からDXの説明を受けた(7月22日、トマト銀提供)
広島銀、県と市にJ-クレジット寄付 私募債発行7社の228トン分

広島銀行は7月22日、広島県と広島市に「〈ひろぎん〉カーボンオフセット型私募債」を発行した企業7社分のJ-クレジットを寄付した。贈ったJ-クレジットは、二酸化炭素排出量114㌧分(約45万円相当)ずつ。県と市は、所管する文化・芸術

広島市の高山環境局長に目録を手渡した同行の今村常務執行役員(左、7月22日、ひろぎんホールディングス本社ビル)
香川銀、豪州へ高校生派遣 国際交流を後押し

香川銀行は7月22日、香川県内の高校生をオーストラリアに派遣する海外派遣研修の派遣団結団式と壮行会を本店で開いた。事前試験を経た高校生7人が辞令を受け取り、現地での交流や学びを通じた成長を誓った。 コロナ禍の影響で2020年度か

豪州派遣団の辞令を受け取る高校生(7月22日、本店)
山口FG、環境債250億円を9月発行 サステナ行動を市場へ発信

山口フィナンシャルグループ(FG)は9月中にグリーンボンド250億円を発行する。同社は「サステナブルファイナンスへの注目度が高まっており、我々の取り組みを資本市場を通じて発信する」と語った。 グリーンボンド(期限前償還条項付無担

中国銀、「グリーンワークショップ」を開始 有償で脱炭素ゲームなど

中国銀行は7月22日、「ちゅうぎんグリーンワークショップ」を開始した。同行の現中期経営計画の成長戦略の一つとして掲げる「地方創生SDGsの深化」の取り組みの一環で、取引先の企業が対象。 全店で、カーボンニュートラルをテーマとした

【都市対抗】四国銀、東邦ガスに逆転勝ち 6回打者一巡の猛攻

第95回都市対抗野球大会が7月22日、東京ドームで1回戦が行われ、金融界からは四国銀行(高知市)が東邦ガス(名古屋市)と対戦。6回に打者11人、6得点の猛攻をみせて7対3で逆転勝ちした。 【関連記事】四国銀、都市対抗野球出場で壮

6回表、藤井のホームインで逆転。喜ぶ真田(左、7月22日、東京ドーム)
ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設

ひろぎんホールディングス(HD)は、地域企業向けにサイバーセキュリティーに特化した人材育成を支援する研修事業を始める。10月上旬にもシステム子会社を通じて、セキュリティー対応のノウハウが学べる講座を行うほか、サイバー攻撃を疑似体験

広島信金、電気自動車を初導入 新築の“防災拠点”古市支店に

広島信用金庫(広島市、川上武理事長)は7月19日、古市支店に電気自動車(EV)を導入した。EVの導入は広島信金初。2023年12月に新築オープンした同店には防災拠点の機能を持たせている。蓄電池代わりになるEVで緊急時のスマートフォ

納車されたばかりのEVに乗る田中献支店長(7月19日、古市支店)

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